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教育・研究
2022.02.10

【開催報告】情報・データサイエンス・AIコンテスト(ReIDAC2021-2022)を開催

 毎年1月末に、外国語学部、国際学部、経済学部の学生たちを対象とした卒論発表会を開催していましたが、2021年度からは通算 20 回目を記念して、情報・データサイエンス・AIコンテスト(ReIDAC:Reitaku IT Service & Data Science & AI Contest)と名称を変更し、発表会を開催いたしました。

 今年度は名称変更後、第1回目となり、3年生8件、4年生3件の計11件の発表があり、3学部の学生と教員から、様々な質疑が飛び交う白熱したコンテストとなりました。そして、今年も引き続きコロナ禍ということで、発表者以外の学生にはYouTubeのLive配信を通して、先輩や同級生たちが発表する姿を伝えました。
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 本記事では3つのゼミナール(千葉教授吉田准教授横田准教授)から発表をひとつずつ紹介します。

PHPとMySQLを用いた時間割の作成を支援するシステムの考案

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 まずは、千葉ゼミ所属の外国語学部国際交流・国際協力専攻4年 野口愛梨さんの研究です。大学における教務システムの使いにくい点をアップデートする取組みです。
自分の学年、専攻、作成したい時間割の学期、入学年度を選択すると、その条件にあった履修可能な授業の一覧が表示され「すでに履修済みの授業は、ボタンで非表示にできる」「 一覧に表示されている授業を元に、スマホのアプリに授業を追加することで、時間割表を作成することができる」などの特徴があります(下図参照)。
大学におけるオープンデータを利用して、使いやすいシステムを構築した点が非常に高く評価されました。

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化粧品(化粧水)選択の真実:もし"ブランド"や"口コミ"がこの世になかったら

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 次は、吉田ゼミ所属の経済学部経営専攻3年久保七海さんの研究です。化粧品(化粧水)を購入する際多くの人"口コミ"や"ブランド"を判断材料として使われているが実際に多くの人が見ている口コミは正しいのか、また自分に合うものを選ぶときに"口コミ"や"ブランド"は、正しく判断できるのかについて明らかにする面白い研究です。
 サンプル数の少なさなどの指摘もありましたが、実際にブランドとパッケージを入れ替えた化粧水を5種類用意し、女子学生に対してその使用感などを調査し、その結果と口コミサイトでのレビューを比較しています(下図参照)。

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新型コロナウィルス下におけるテレワークと組織パフォーマンスの関係

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 最後は、横田ゼミ所属の経済学部経営専攻3年平尾 尚己さんと小林 大紀さんの研究です。テレワークが組織パフォーマンスに及ぼす影響、および、その関係にコロナ禍がどのような影響を与えたのかを、総務省が『テレワーク先駆者 100 選』に選定した企業および対照企業の2017-2020のパネルデータを用いて検証した研究です。
 テレワークは組織パフォーマンスにネガティブな影響を与えていること、また、コロナ禍では、テレワークが組織パフォーマンスに与えるネガティブな影響が抑制されていることを明らかにしており、統計解析までしっかりと行って検証している点が評価されました(下図参照)。

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やりたいことを実践する

 学生達はゼミの時間に教員指導のもと、自分達で悩みながら研究テーマを設定し、試行錯誤しながら文献研究、調査、そしてシステム開発などに取り組んできました。また昨年末から予稿論文の準備をすすめ、担当教員からは何度も指導を受けながら論文を完成させ、さらに発表スライドの作成や口頭発表練習など、発表ぎりぎりまで準備を重ねてきました。今年度は残念ながら体調不良のため1件の発表がキャンセルとなりましたが、発表者は皆、大勢の聴衆の前で緊張しながらも自分の研究成果を立派に披露し、やり遂げたという充実感であふれていました。
 ここでは紹介しきれなかった興味深い研究発表が多数あります。プログラムや原稿は以下のサイトにまとめられていますので、是非ご覧ください。  
https://sites.google.com/reitaku.jp/infopresen/