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2022.06.09|最終更新日:2022.06.17|

【開催報告】高大連携事業 千葉県立松戸国際高等学校でSDGsに関する出張講義を実施

2022年3月に高大連携協定を締結した松戸国際高等高校と麗澤大学は高大連携事業の一環として、
高校1年生約320名を対象に「SDGs」をテーマにした出張講義を行いました。

(本学におけるSDGsへの取り組みはこちら)

1.「15歳のためのSDGs講座」~復興から学ぶSDGs~ 麗澤大学国際学部 内尾太一准教授による講義
途上国の開発問題が中心であったMDGsと、SDGsの違いを比較し、「自分事」として誰もが課題に取り組む重要性を伝えながら具体例として、内尾准教授の研究対象である東日本大震災で被災した南三陸町の復興過程で始まった漁業や林業でのSDGsの取り組みを紹介。SDGsへの取り組みが働く人々の意識を変え、その後の持続可能な「働きがい」や「街づくり」の発展に繋がっている事を伝えました。講義の終わりには、身近なスーパーやコンビニ、家具用品店におけるSDGsの取り組みを紹介し、日常からアンテナを高く持つことの大切さを伝えました。

2.今後の活動について
今回の講義を受け、松戸国際高等学校の1年生がSDGsに関する探究学習をスタートさせます。
本学は引き続き、松戸国際高等学校との高大連携事業を進めていきます。

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<内尾准教授 プロフィール>
内尾 太一(うちお たいち)麗澤大学国際学部准教授
1984年生まれ。 福岡教育大学教育学部卒業。その後、東京大学にて博士(国際貢献)を取得。専門分野は文化人類学。フィールドワークを通じて「尊厳とは何か」を追求することを、研究のモットーとしている。これまで東日本大震災の復興過程のエスノグラフィや、チリにおける3.11の遠地津波の被害の実態調査、イースター島におけるツーリズム研究を行ってきた。また、大学では文化人類学のゼミの他、多文化共生論や人間の安全保障論、社会調査法などの授業も担当している。

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