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教育・研究
2022.11.07|最終更新日:2022.11.14|

【開催報告】北海道枝幸町とオンラインで連携授業を実施

 本学の外国語学部に所属する山川和彦(やまかわ かずひこ)教授のゼミナールは、2022111()に北海道枝幸郡枝幸町とオンラインにて連携授業を実施しました。当日は、枝幸町教育長小川俊輝様、オホーツクミュージアムえさし館長高畠孝宗様をはじめとして、町役場、北海道枝幸高等学校の関係者の皆さまにご参加いただきました

 山川ゼミナールでは、「実験観光学」と称しPBL(課題発見型学習)の手法を用いて、地域社会に入り込んで人と語り合いながら情報収集する学びを進めています。

 今回の連携授業の目的は、「枝幸町のPR動画のお披露目会」。これまでコロナ禍の影響により現地に行くことが叶わず、オンラインで枝幸町での交流・調査を進めてきました。この夏、ついにゼミナール実習で枝幸町を訪れることができました。実習では、はじめに枝幸高校生による枝幸の魅力のプレゼンがありました。事前に大学生の興味関心を伝えておき、高校生が大学生に訪問してもらいたい場所などをアドバイスする形での交流活動です。その後、枝幸の観光地、産業、文化拠点などを視察、体験学習しました。

 実習の間に撮影した動画を活用して、学生は30秒間の枝幸町PR動画を作成しました。PR動画は、「枝幸ホタテ」、「枝幸毛ガニ」をはじめとする枝幸町の海の幸や、ウスタイベ千畳岩、神威岬などの観光地、オホーツク文化の研究展示拠点であるオホーツクミュージアムえさしの紹介、海や空など自然を撮影した動画に、英語と中国語字幕やナレーションを付けて作成をしました。

 合計45本のPR動画を放映した後、枝幸町の皆様よりフィードバックをいただきました。「現地に暮らしていては気が付かない枝幸のキラキラした所をPR動画にしてくれた」、「英語字幕がついていたのがよかった」などのお言葉をいただきました。今後、さらに3分のPR動画作成を予定している事から、「1つのことにテーマを絞ってストーリー性のある動画にしたらどうか」、「動画の最後にフェードアウトを付けたらどうか」など、改善点もご指導いただきました。

 今回フィードバックいただいた内容を基に、動画をブラシュアップしていきます。完成した動画は枝幸町の皆様にお渡しし、PRに活用いただきます。

 また、今回の連携授業の様子は11月9日に北海道宗谷総合振興局管内をエリアに発行する「日刊宗谷」、11月11日に北海道新聞に記事掲載いただきました。

 北海道新聞での掲載記事はこちらからご覧いただけます。(出典 2022年11月11日 北海道新聞より ※記事は一部無料会員が必要です)

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