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教育・研究
2025.10.08

【学生の活躍】北海道枝幸町にて地域連携資源活用実習を実施

 2015917日から22日にかけて経済学部観光・地域創生専攻3年次生 内澤理予さん、伊藤好美さん、経済学部経済専攻3年次生 葛西繁寿さんの3名が北海道枝幸町で地域連携資源活用実習を行い、その様子が927日発行の北海道の地方紙『日刊宗谷』に掲載されました。

 本学では、山川和彦教授による研究活動をきっかけに、2018年から継続して枝幸町を訪問しており、観光資源の発掘や移住体験をテーマに、地域の方々と協働しながら調査・実践を重ねてきました。2025年2月には、本学と枝幸町との間で連携協定を締結し、これまでの活動を基盤にさらなる地域連携の深化を目指しています。

 今回の実習では、町外から枝幸町に移住した6名の方を中心にインタビューを行い、学生の視点から枝幸町における「幸福度」について探りました。さらに、オホーツクミュージアムえさしやケモマナイ林道、社会教育施設、神威岬、目梨泊遺跡など、町内のさまざまな場所を見学・視察し、地域の自然や文化、歴史に触れました。また、活動の中で水産業者を訪問する機会を得ました。オホーツクの水産資源の豊かさに驚くと同時に、鮭を一匹づつ手作業で選別しブランド化する作業を見学させてもらい、専攻の学びとも関連付けることができました。

 また、18日には北海道枝幸高等学校との高大連携授業として「2050年の枝幸―こうなってほしい―」をテーマにディスカッションを実施。高校生と大学生が一緒に枝幸町の未来像について意見を交わしました。さらに20日には、北海道枝幸高等学校総合研究部と協働で、オホーツク文化の土器を使った鍋料理づくりを体験するなど、地域の歴史と文化を体感する学びも行いました。

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