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教育・研究
2026.02.09

【開催報告】ギャビン・バントック名誉教授よりシェイクスピア胸像をご寄贈

 本学ギャビン・バントック名誉教授より、シェイクスピアの胸像が寄贈され、2026年2月5日(木)、生涯教育プラザ1階プラザホールにて寄贈式が行われました。式典には、本学英語劇グループ出身の教員も出席し、OB・OGに囲まれた温かな雰囲気の中で執り行われました。

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 バントック名誉教授は、1969年から25年にわたり本学英語劇グループの演出家を務められ、本学ご退任後も高知県の明徳義塾高等学校において英語劇クラブの指導に尽力されてきました。バントック名誉教授は、本学・明徳義塾高等学校を中心とする日本での英語劇活動を通じて、シェイクスピアのドラマ全作品の公演を達成されました。2023年7月には、先生が書き下ろしたシェイクスピア作品の舞台シナリオ全35巻からなる著書『Shakespeare for Student Actors』が、本学図書館へ寄贈されています。

 今回寄贈された胸像は、バントック名誉教授が大学入学前に通われていたイギリス・バーミンガム演劇学校の校長、メアリー・チャールズ先生より、1992年8月に贈られたものです。その後、1994年4月には、当時勤務されていた明徳義塾高等学校の英語劇クラブに寄贈され、台座が設けられました。2025年6月に同校で英語劇クラブが終了したことを受け、同年12月に本学への寄贈が決定しました。

 寄贈式の冒頭では、バントック名誉教授よりご挨拶があり、胸像や英語劇への思いについて語られました。続いて、徳永学長からは、「この胸像は、学生や大学院生が日々ここを通るたびに目にする存在となります。学生だけでなく、私たち教職員にとっても大きな励みとなる、素晴らしい胸像です」と御礼の言葉が贈られました。


 また、バントック名誉教授の奥様からは、胸像にまつわるエピソードが紹介されました。今回の胸像寄贈にあたり、本学英語劇グループOB・OGで明徳義塾高等学校で教鞭をとられていた市原広途様・庸子様ご夫妻が同校からの撤去に1日、本学までの移動に片道2日をかけて大切に運んでくださったことについて触れられ、さらに、胸像を贈ったメアリー・チャールズ先生が、多くの英語劇卒業生の中からバントック名誉教授に胸像を託した理由について、「遠くイギリスを離れた地で、若者たちとシェイクスピア劇に取り組み、それを長年続け、定期的に学生を連れてイギリスを訪れていた姿勢が、その背景にあったのではないか。」と語られました。

 胸像は今後、英語劇グループが公演を行っている生涯教育プラザ1階プラザホールの出入口に設置され、英語劇を観に来られる方々やOB・OGなど、多くの来場者の目に触れることが期待されます。本学英語劇の歴史と精神を象徴する存在として、学生・教職員を静かに見守り、励まし続けてくれる存在となります。

  • IMG_3488.JPGバントック名誉教授から、徳永学長へ寄贈書が贈られました。
  • IMG_3518.JPG今回寄贈されたシェイクスピアの胸像。約100年前に制作されたものです。