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教育・研究
2020.02.25|最終更新日:2020.08.13|

【学生の活躍】外国語学部 日本語・国際コミュニケーション専攻の学生が大学院の授業に1年間参加しました。

外国語学部外国語学科日本語・国際コミュニケーション専攻※ 4年生の高本紘子さんと小西杏実さんは、この1年間、大学院の授業にも参加し、学びを深めてきました。

近藤彩教授の「コミュニケーションと日本語教育B」という授業に参加し、その講義を振り返り、感想まとめてくださいましたので、一部ご紹介します!

留学生と共に学び、大学院という一歩先の学びを経験したことで、学生たちはたくさんのことに気づいたようです。

---------以下、高本さんからの報告(一部)--------------

中国からの留学生の模擬授業を受けていろいろと考えさせられることが多かったです。その一つは、教える方は頭の中では授業の内容や流れなどを理解していても、実際に学習者に教えることは非常に難しいことだということです。授業を受けるのは簡単ですが、授業をする方は簡単ではないということが身にしみてわかりました。また、学習者によって声のかけ方を変えると先生はおっしゃっていましたが、それも学習者のことをしっかりとどういう学生なのかということを分かっていないと出来ないことだと思いました。ですから、私達が思っている以上に先生は工夫し努力しているのだと思いました。大学院の15回の授業はとてもレベルが高く、大学院生についていけるかどうかが心配でしたが、みなさんには優しく接していただき、分からない時は教えていただいたのでスムーズに授業を受けることができました。全体を振り返ると、現役の日本語教師の方や留学生の方と学びあえて新鮮な体験でした。コミュニケーションと日本語教育Bの授業を受けることができ本当に良かったです。

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------------以下、小西さんからの報告(一部)-------------

この講義を振り返って、私はまだまだ柔軟な考えが持てていなかったことに改めて気がつきました。固定観念に囚われないようにしようと頭の中で分かっていても、いざその場に直面すると「こうであろう」と決めつけてしまうこともありました。今後は自分と違った考えでも否定することなく一度は心で受け止めてから考え、その上で結論を出すといった考え方をしていきたいと思います。また、ポスター発表を振り返って留学生から、私の意見等が刺激となったという意見をいくつか貰えました。私自身もほとんど周りが留学生という環境は今まであまりなかった為、とても刺激を与えてもらえる貴重な機会となりました。

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※2020年4月より国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション専攻

大学院生の張興川さんディスカッション
ポスターセッションの様子