経済社会総合研究センター 研究活動

2010年度 環境政策における経済的手法の不確実性

プロジェクト内容

温室効果ガスの削減に京都メカニズムが枠組みとして用意されているが、わが国では炭素税や排出権取引の利用について具体的な制度の実施が目前に迫っている。これらの政策は理論的な利点とは別にその制度につきものの不確実性によって評価が左右される。本研究プロジェクトはEUETSの価格データを継続的にモニターし。価格変動のリスクを評価する。同時に、炭素税で想定される不確実性を評価し、我が国の温暖化対策を具体化するうえで必要な排出権取引と炭素税のポリシーミックスにおける課題を検討する。

プロジェクトメンバー

◎小野 宏哉   経済学部・教授
 真殿 達    経済学部・教授
 柳 美樹    日本エネルギー経済研究所・研究員
         経済学部・非常勤講師
 [協]清水 透  日本エネルギー経済研究所・研究員