共創空間研究センター

ワーキングペーパー『Reconsidering the Authentic Leadership model: Co-Creative leadership as authenticity』を発行

 2026年3月31日、麗澤大学共創空間研究センターは、ワーキングペーパー『Reconsidering the Authentic Leadership model: Co-Creative leadership as authenticity』を発行しました。

※画像をクリックするとワーキングペーパーが表示されます

 本ワーキングペーパーでは、ハーバード・ビジネス・スクールのビル・ジョージ教授が提唱する「Authentic Leadership(オーセンティック・リーダーシップ)」モデルについて、「Co-creative Space Development(CSD) Method」を用いて理論的・実証的に再検討しています。

 現代社会は、国際紛争や自然災害、地球温暖化、テロリズム、AI時代の到来、DXによる情報洪水、さらには新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、不確実性と混乱に直面しています。こうした時代において、「本物らしさ(authenticity)」を基盤とするリーダーシップの重要性はますます高まっています。

 一方で、本研究では、ビル・ジョージ教授のモデルにおける「true self(真の自己)」および「true north(内なる羅針盤)」とリーダーシップとの関係性が十分に検証されていない点や、「true north」が共通目標へ導く概念として十分に位置づけられていない点に着目しています。

 本ワーキングペーパーは、全4章で構成されています。

 第1章では、「Co-creative Space Development(CSD) Method」がオーセンティック・リーダーシップモデルに必要である理由を示し、「自分自身に忠実であること」とリーダーシップを結びつける共創空間の実践について論じています。

 第2章では、オーセンティック・リーダーシップモデルの意義や課題、盲点を整理し、「自分らしさ」とリーダーシップとの接続性を共創空間で可視化しています

 第3章では、「Authenticity(真正性)」と「True North」という中心概念に対して、共創的アプローチを用いた実践的検討を行っています。

 第4章では、「Co-creative leadership(共創リーダーシップ)」の必要性を論じるとともに、「共創リーダーシップとしてのauthenticity」と、「全人類に共通する目標としてのTrue North(内なる羅針盤)」を提示しています。