2025年5月28日(水)、麗澤大学デジタルコミュニケーション研究センター主催によるトークイベント「デジタルコミュニケーション研究ミニトーク:60分で学ぶ研究×実践」を開催しました。本イベントは、センターに所属する教員による最新の研究成果や教育実践を紹介し、デジタル時代における教育と研究の最前線を共有することを目的としたものです。
今回は特別ゲストとして、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)にて日本語教育におけるテクノロジー活用を研究されている相川孝子先生(Sr. Lecturer in Japanese、Global Languages、 MIT、麗澤大学デジタルコミュニケーション研究センター客員教授)を麗澤大学にお迎えしました。AI時代の新たな外国語学習の試みに関するご講演は、参加者に大きな示唆を与えるものでした。
第1部の「情報共有会」(15:00-16:00)では、
センター所属の教員3名が登壇し、
それぞれの実践と研究を発表しました。
高本香織教授(
麗澤大学外国語学部)は、
マレーシアのSunway大学とのCOIL型授業を題材に、
PBL(課題解決型学習)
やデジタルツールの活用事例を紹介しました。
田中俊弘教授(
麗澤大学外国語学部)は、Google Earthを活用した地域研究授業の取り組みを報告しました。
そして相川先生からは、
カスタムLLMを活用した個別化学習による外国語学習の試みにつ
いてご講演いただきました。
第2部の「交流会」(16:00-17:00)は、校舎あすなろ1階のR-Loungeにて開催され、参加者が登壇者と自由に意見交換を行う貴重な時間となりました。コーヒーや軽食を囲みながら、研究相談や授業アイデアの共有など、和やかな雰囲気の中で活発な対話が繰り広げられました。
今回のミニトークは、短時間ながら「研究と実践のいま」に触れることができる、充実した学びの機会となりました。今後も本センターでは、教育と研究を結びつける多様なイベントを企画してまいります。