学生生活学生相談室

コラム
2025.09.29

学生相談室コラム Vol.56 - ストレス解消するには...映画を楽しむ

 最近は観ることは減っているのですが、映画は好きで以前からよく観ていました。以前は選ばずに試写会に当たるとなんでも観ていたといった具合です。有名な監督の映画でも、私には全くどこが良いのかわからないものもありました。好きな分野としては、アドベンチャー、サスペンス、アクション、恋愛ものとありますが、最近の株価の上昇というニュースを見ていて1988年の『ウォール街』(オリバー・ストーン監督)という映画を観たということを思い出しました。「経済や金融の映画なんて難しそう、おもしろいの?」と思われる学生さんがいらっしゃるかと思いますが、当時観ているうちにハラハラドキドキしながら引きこまれていったことを覚えています。少し悪役が魅力的に感じることも。もしも、なんとなく経済学部や経営学部に入学された学生さんがいらしたとしたら、金融映画から学ぶ意欲が増すかもしれません。

 この分野の映画はその後もいくつも出ていますので、調べてみました。『マネー・ショート:華麗なる大逆転』(アダム・マッケイ監督,2016年)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(マーティン・スコセッシ監督,2014年)、『紙の月』(吉田大八監督,2014年)、『殿、利息でござる!』(中村義洋監督,2016年)、『国家が破産する日』(チェ・グクヒ監督,2018年)、『インサイド・ジョブ:世界不況の知られざる真実』(チャールズ・ファーガソン監督,2010年)、『マージン・コール』(J・C・チャンダー監督,2010年)等々です。

 日常の身近な物価高や節約志向の現実で安定を求めても、映画は波乱万丈な登場人物たちの人生をエンターテイメントとして楽しんでみてはいかがでしょうか。私もまた見逃したものを観てみたいですし、新作もチェックしていきたいと思います。

専任カウンセラー 小林敏枝

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