経済学部 経済学科 経済専攻
国際経済・金融コース
国際社会で活躍する真の経済人を育成
コースの特徴
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語学力・グローバル力を活かし、日本国内の問題だけではなく、エネルギー問題、紛争、貧困などの国際課題にも目を向けて学びます。英語・中国語で学ぶ専門科目の授業が豊富。国際経済・金融関連の知識や、語学力・グローバル力を身につけることができます。
3つのポイント
- 国際経済・金融を学び、他国における社会のあり方や経済の機能を知る
- 英語・中国語を用いた経済学・経営学の授業で、国際社会で通用する語学力とグローバル力を身につける
- さまざまな国や地域の経済社会の諸問題を、グローバルな視点から分析する
4年間の流れ
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1年次
国際的に活躍するビジネス人材への第一歩を学ぶ
中華圏経済経営プログラム(チャイビジ)では、中国語教材(授業使用言語は日本語)を使って、経済学や経営学の基礎を学びます。また、日中言語の共通項を活用して、中国語を楽しく学びます。具体的には、週に5つの基本漢字、2〜3つの基本単語をマスターし、入門的な経済学・経営学の応用を考えます。
参考授業経済学入門(中国語)、経営学入門(中国語)
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2年次
より広く世界に目を向け、経済学の知識と語学力を習得
基礎専門演習によって、欧米経済、中国アジア経済を学びながら、英語力、中国語力をさらに高めます。授業では、世界経済論等において、プレゼン力を高めるとともに、財政・金融の制度や政策について学び始めます。
参考授業基礎専門演習 A/B、財政学、金融論 A/B、世界経済論、中国専門書購読 A/B
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3・4年次
専門分野を深く研究し、グローバルに活躍する経済人としての一歩を踏み出す
ゼミナールにおいて、教員の専門を踏まえつつ、各自の問題関心に従って研究を深めます。また、国際経済の学習を地域研究にまで、経済政策の学習を理論と実践の関係にまで深めるほか、英語での専門の授業に臨みます。
参考授業ゼミナール Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ、Macroeconomics、Microeconomics、国際開発経済論、中国経済論、中国社会論、国際金融論、経済政策論
授業紹介
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世界経済論
担当:萩野 覚 教授
欧米日の自由主義経済と中国・ロシアの権威主義経済を、また、OECD諸国とグローバルサウスを対比しながら、世界経済を大きく捉えて検討します。また、第二次世界大戦後に構築されたGATT・ブレトンウッズ体制が、どのように変容してきたかを議論します。さらに、現代のグローバルバリューチェーンやグローバルフローオブファンズの実態を探り、最終的には特定の国・地域について分析しプレゼンを行います。
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中国経済論
担当:陳 玉雄 教授
インセンティブと格差問題を軸に、地域における非国有企業の発生・成長・集積を考察し、中国の経済発展とその課題を明らかにします。具体的には、まず社会構造、財政・金融、教育・人口などの側面から、中国経済全体の発展要因を概観します。そのうえ、①初期条件、②要素調達(資金、労働力、原材料などおよび技術)、③市場へのアクセス、④主役などの側面から、各主要地域の産業発展のプロセスとその課題を、探究します。
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経済政策論
担当:桑原 進 教授
経済政策に関連する理論、制度を振り返った後、経済政策の主要な機能である資源配分機能、所得配分機能、経済安定化機能に着目し、財政政策、金融政策、労働政策、社会保障、貿易政策、産業政策、地域活性化政策、環境政策、デジタル化政策、経済安保などについて、さまざまなデータを概観しつつ議論を行います。学生が、社会人・市民・有権者、もしくは経済政策を直接担う立場で活躍される際に必要な知識と考える力をつけることを目的とします。
取得できる資格
TOEIC®/ITパスポート/基本情報技術者試験/Python3エンジニア認定基礎試験/(公財)CG-ARTS協会 Webデザイナー検定 ベーシック・エキスパート/(公財)CG-ARTS協会 マルチメディア検定 ベーシック・エキスパート/MOS(Microsoft Office Specialist)/日商簿記検定3級/統計検定試験3級・2級/ファイナンシャル・プランニング技能検定3級・2級/経済学検定試験(EREミクロ・マクロ)
⽬標とする進路
公務員(都道府県・市区町村)、メーカー、商社、金融、IT、物流、建設・不動産、旅行・観光、各地域の協同組合、地域コーディネーター、国際公務員、グローバル企業など