5月11日（木）に学内コンピュータ室において、本学教職員対象のFD研修会を開催しました。今回は基盤教育機構 情報教育センターが主催し、大きな話題となっているChatGPTを実際に体験し、教育での利活用についてさまざまな意見を交換しました。

　研修会の前半では、中園長新准教授（国際学部、情報教育センター）が講師をつとめ、AIブームの歴史や大規模言語モデル（ChatGPTの基盤技術）等についての解説を行うとともに、参加者とともに実際にChatGPTを体験しました。後半は自由討論会として、実際に授業や業務等でChatGPTを活用している教職員からの報告や、工学部（※）着任予定教員からの専門的解説、他大学等の動向に関する情報提供、ChatGPTの教育での利活用に対するさまざまな立場からの意見交換等が行われました。

　当日の参加者は約40名で、学長、副学長（教育担当）をはじめ多くの教員、そして職員も参加し、学内における関心の高さを感じることができました。

　麗澤大学では現在、ChatGPTについては各教員の判断で適切な活用を行っています。教育における利用についてはさまざまな意見がありますが、その技術の利点・問題点の双方を正しく理解した上で、適切な活用を目指し、ガイドラインの策定を行っていきます。

　※工学部は設置認可申請中