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2022.08.25

【学生の活躍】インドネシアで「日本語学習者会話能力向上のプロジェクト」を行いました。

 国際学部国際学科国際交流・国際協力(IEC)専攻、日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻の学生6名が立ち上げた「多文化共生プロジェクト:インドネシア日本語学習者会話能力向上」※では、4月よりビデオ会議を通してインドネシア・東ジャワ州トゥルンアグンにある日本語教育機関Duta Mandiri Indonesia(DMI)の教員・学習者と交流しています。

 8月4日~8月18日にかけて担当教員の国際学部 杉浦滋子教授と現地を訪れ、言語と文化の相互交流を行いました。

 DMIで学ぶ学習者は外国人研修制度による日本での研修を目指して日本語学習に励んでいるため、本学学生が研修の内容となる介護やクリーニング事業、書道や着物などの日本の文化、インドネシアと日本のどちらの文化でも愛される歌とコーヒーについてプレゼンテーションしました。

 インドネシア人学習者はほとんどが日本人と会話をしたことがなく、自分たちと同年代の日本人と日本語で交流することは貴重な機会となります。活動はトゥルンアグンの新聞「Radar Tulungagung」にも取り上げられました。今後、プロジェクトメンバーによるプロジェクトの成果発表を予定しています。

 DMIの教員・学習者とは、コロナ禍で渡航が叶わなかった2年間も、杉浦教授の授業を通して、本学学生とオンラインで日本語の会話練習を続けていました。今回「多文化共生プロジェクト」の一環で、現地に渡航することができ、学生たちもとても刺激を受けて帰ってきました。

※「多文化共生プロジェクト」とは?

 特定のテーマについて関心のある学生有志が何人か集まり、指導を仰ぐべき教員を選び、依頼し、その後は、自主的、自発的に研究や調査を進めていく、国際学部のPBL(Project Based Learning)科目の一つです。
本科目では、問題の所在を確認し、その問題の発生原因、解決策等について自ら計画を立て、調査・研究を進めていきます。

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日本語を学習している学生と、書道で交流しました。

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日本語学習者の毎朝の日課、ラジオ体操に参加しました。

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日本からゆかた、着物を持参し、着付けを体験してもらいました。

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地元トゥルンアグンの新聞「Radar Tulungagung」の取材がありました。

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麗澤大学の学生の様子が、取り上げられました。