お知らせ
私立大学協会「国際交流協議会」に渡邊信副学長、近藤彩教授(別科長・日本語教育コラボレーションセンター長)、ASPIRE Reitaku の学生6名が参加
日本私立大学協会主催の令和元年度(通算第17回)「国際交流推進協議会」 (日時: 2019年9月17日(火) 13:00 ~ 17:30、会場: アルカディア市ヶ谷 (私学会館)) に Aspire Reitakuの学生6名が参加、本学別科長・日本語教育コラボレーションセンター長の近藤彩教授が登壇しました。なお本学の渡邊信副学長・外国語学部長も日本私立大学協会国際交流委員およびASEAN特別委員として参加しました。
本年度の「国際交流推進協議会」のメインテーマは「留学生交流事業の新たな潮流」で、私立大学のグローバル化の現況、関連行政の動向、日本語教育の事例などの課題を取り上げ加盟各大学の国際化に関して協議しました。
(式次は文末を参考にして下さい)。
今回の協議会に参加したAspire Reitakuのメンバーは以下の6名です:
君和田 理子さん (国際交流・国際協力専攻 3年)
楊 邵予さん (国際交流・国際協力専攻 3年)
廣畑 優花さん (国際交流・国際協力専攻 2年)
菊池 紗稀さん (国際交流・国際協力専攻 1年)
野口 愛梨さん (国際交流・国際協力専攻 2年)
長尾 遼太郎さん (国際交流・国際協力専攻 3年)
今回Aspire Reitakuのメンバーは登壇はしなかったものの、Aspire Japanが行った活動報告「留学生の就職について」に調査段階から参加しました(留学生の日本での就職に関して 2019年8月~9月 11大学38か国378名の留学生から得たアンケート回答結果の分析と提言)。また、外国人留学生受け入れ政策のフロントラインにおいての文科省本庁の室長や出入国在留管理庁調整官の講演を直接聞くことができたのは貴重な経験となりました。
近藤教授は「大学における日本語教育の新たな役割―社会で活躍するために」と題して講演を行いました。近藤教授のご専門は日本語教育学・ビジネスコミュニケーション・人財育成で、インド、インドネシア、ウズベキスタン、キルギス、台湾、中国、フランス、ベトナム、マレーシア、ロシアなど多くの国や地域で講演活動を行っており、NHK WORLD Japanで放映中のEasy Japanese for Work (しごとのにほんご)の監修・出演も行っています。大学における日本語教育の新たな役割(e.g. 「日本語力」( = 言語知識) に重きを置きすぎない教育、日本語を手段として課題を達成したり問題を分析・解決するといった言語知識以外の力を育成する)の重要性を論じました。
渡邊副学長は情報交換会で司会を務めました。私立大学協会加盟校(全404大学)から集まった国際交流に特に関心のある160名を超える教職員が一堂に会し、これからの高等教育における国際交流に関して和やかに意見交換を行いました。
【式 次】
13:00 開会あいさつ
私立大学協会国際交流委員会担当理事
京都外国語大学理事長・総長 森田 嘉一氏
13:05~13:55 協議 (1)「世界の国際交流情勢; 元外交官の視点から」
講師: 名古屋大学特任教授、元駐モンゴル特命全権大使 城所 卓雄氏
13:55~14:35 協議 (2)「留学生政策をめぐる現状と取り組み」
講師: 文部科学省 高等教育局 学生・留学生課留学生交流室企画官 (命)室長 齋藤 潔氏
14:35~15:15 協議 (3) 「出入国管理行政の現況と課題」
講師: 出入国在留管理庁 在留管理支援部 在留管理課調整官 稲垣 貴裕氏
15:30~15:50 活動報告 ASPIRE発表「留学生の就職について」
15:50~16:20 事例報告 「大学における日本語教育の新たな役割; 社会で活躍する為に」
講師: 麗澤大学 外国語学部教授・別科長 近藤彩氏
16:20 閉会
16:30~17:30 情報交換会
司会:麗澤大学副学長 渡邊 信氏
講演中の近藤教授
渡邊副学長、近藤教授 と Aspire Reitaku の学生6名