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教育・研究
2020.12.14|最終更新日:2020.12.15|
中山理特任教授が「解説」を寄せた、故渡部昇一氏の遺稿「幸福なる人生―ウォレス伝」が出版
故渡部昇一氏が書き残した、1157枚の直筆原稿が発見され、今回『幸福なる人生―ウォレス伝』として育鵬社から出版されることになりました。
ここには英国の博物学者、生物学者、人類学者のアルフレッド・ラッセル・ウォレスの生涯が「一人称」で語られています。すなわち、この波乱に満ちた科学者の生き方を、渡部氏がウォレスに仮託して語っているわけです。
「はしがき--この本について」をご長男でチェロリストの玄一氏が、「解説―時間を超えた言霊の世界からのメッセージ」を中山教授が寄せています。
中山教授は「解説」の最後を「言語さえあれば、人間の魂は時間と空間を自由に行き来できる。過去に書き残されたシェイクスピアのソネットを読めば、当時の詩人の熱情が今に甦るように、本書のウォレス自伝を繙けば、渡部先生が私たちに伝えようとした『幸福なる人生』へのメッセージが甦るわけである」と結んでいます。

「偏差値」ではなく、「伸差値」を。
私たち教員は、学生のみなさんが授業以外の場でも成長できるようにサポートする応援団。単に頭の成長を測る「偏差値」ではなく、人間力がどれくらい伸びるか、いわば「伸差値」を、みなさんが感じられるお手伝いをしていきたいと考えています。