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教育・研究
2022.03.15

【メディア掲載情報】経済学部 佐藤政則教授の記事、NIKKEI Financialに掲載

 本学 経済学部 佐藤政則教授 の記事150年の「地域バンカー論」、恐怖症との闘いが、2022年3月7日(月)、NIKKEI Financialの「リアル地域金融」の新シリーズ「HISTORICAL VIEW(歴史観)」に掲載されましたのでお知らせいたします。

 「HISTORICAL VIEW(歴史観)」は、近未来を予測するためには、現在地を読み解く必要があり、現在地を正確に測るためには歴史を検証する必要があるとして始まった新シリーズです。

 佐藤教授は、1873(明治6)年に日本で最初の銀行が設立されてから今日に至る150年間においてバンカー、なかでも地域バンカーの経営観はどのように変化してきたのかをレビューしています。それが語る現代へのメッセージは意味深いものです。消極的で臆病な健全経営観は大事だし、拡大成長志向の積極進取な経営観も大事なのですが、同じ組織のなかに両者が存在し鋭い緊張関係を維持していることが最も重要、と述べています。

 NIKKEI Financialの佐藤先生の記事はこちらよりご覧いただけます。(※NIKKEI Financialのデジタルサイトへ飛びます。記事は有料)

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佐藤教授
  • 【著者プロフィール】
    佐藤 政則(さとう まさのり)
    麗澤大学大学院経済研究科・経済学部特任教授。

    日本の経済史、経営史、金融史が専門、企業アーカイブの普及活動にも熱心。法政大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程修了(経済学博士)。編著書には『戦後日本の地域金融』、『日本銀行と高橋是清』、『社風に応じた企業アーカイブを』(麗澤大学経済社会総合研究センターワーキングペーパー60号)などがある。