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2022.05.12

【開催報告】佐藤ゼミ OBOG講演会を開催

 2022年4月27日(水)、経済学部 佐藤政則教授ゼミナールで、OBOG講演会を開催しました。

 佐藤ゼミナールでは「ビジネス ヒストリーを現在と将来に活かす」をテーマに、企業の経営課題とその克服について研究しています。今回は様々な業種でご活躍されている、佐藤ゼミナールのOBOGの方々4名をお招きし、卒業後のキャリアや、現在に至るまでのご経験などについてご講演をいただきました。

 詳細は下記の通りです。

日時:4月27日(水)5時限 16:50~18:30
場所:校舎「あすなろ」2411教室

■25期生 星野 翔様 星野行政書士事務所 設立 (2020年 経済学部卒)

星野様はイトーヨーカ堂勤務を経て、行政書士補助者として先生のもとで一年間就業。その間、働きながら半年間独学で勉強し、国家資格である行政書士試験に見事合格。今年、行政書士事務所を設立されました。2020年ご卒業の星野様は、学生にとってより近い存在であり、「大学生の頃から行政書士を目指されていたのですか?」「行政書士の勉強はいつから始めたのですか?」など、多くの質問が寄せられました。

■9期生 伊佐地 紘子様 株式会社ユニクロ勤務 (2004年 国際経済学部卒)

伊佐治様は卒業後、アパレル会社に就職。就職氷河期時代の就職活動の様子や前職から現在の企業に転職したきっかけ、更に結婚や出産など、今日に至るまでの道筋や育児と仕事との両立についてお話いただきました。伊佐治様は学生に向けて、「就職活動はやり直しができる。完璧を目指さなくても良い。しかしもし迷ったらなら、険しい道を選んでほしい。」とアドバイスされました。

■9期生 石松 友典様  株式会社CINCを設立 (2004年 国際経済学部卒)

石松様は、2014年にデータソリューションカンパニーである株式会社CINCを設立。2021年10月26日には東京証券取引所マザーズに上場し、現在は代表取締役社長を務められています。石松様は、「現在、社員が百十数名いる会社の社長として働けているのは、どんな状況にあっても諦めなかったから。」と話し、過去6回の転職経験や、大変苦労した時代についてお話されました。そして「諦めなければ何でもできる。年齢も制限はない。やりたいことをどうやるかを考え尽くして行動をとる。」と学生にメッセージを送りました。 

■3期生 出繩 英之様  自営農家 (1998年 国際経済学部卒)  

出繩様は卒業後、事務機のメーカーに15年勤務され、現在はご家族で農家を営んでおられます。出繩さんは、「社風が自分に合っていたから、15年間続き続けることができた。就職活動では相性が合うところの方が社風が合っている。」と学生たちにアドバイスしました。また、ご家族の状況に合わせて農業へと転職された出繩さんは、「経済学部は幅が広く、何にでも活かすことができる。是非誇りを持って社会に出てほしい。」と結びました。

※卒業期は現経済学部(国際経済学部)の卒業期です。

  • 佐藤ゼミ1.jpg講演の様子
  • 佐藤ゼミ.jpg講演の様子
佐藤ゼミ2.jpg
集合写真

 講義に参加した学生たちは、まさに現在就職活動中の4年生であり、学生たちはOBOGのお話に真剣に耳を傾けていました。そして講演後の質疑応答の際には、活発に質問が行われました。

 今回の講義では、仕事の良い面だけでなく、OBOGの皆様が社会に出てご体験された様々な苦労や困難も詳しくお話いただき、学生たちにとって大変貴重な機会となりました。またOBOGの皆様から、それぞれに力強いメッセージをいただき、大きな励みとなりました。

OBOGの皆様、お忙しいところ誠にありがとうございました。皆様の今後益々のご活躍を心よりお祈りいたします。