お知らせ
トイレ産業展で一日社会人体験【内藤ゼミ×トイレ産業展】
トイレが変わると、働く人の心理にどのような影響があるのか?
ダイバーシティ(人材の多様性)とトイレの関係とは?
この謎を解くカギを求めて、「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに研究する内藤 知加恵ゼミのゼミ生8名が、トイレ産業展に参加しました。参加のきっかけは、国際学部グローバルビジネス専攻の授業で特別講師として登壇していただいた、日野興業株式会社の熊本好美さんからのお声がけでした。
(※熊本様による特別講義の様子はこちら)
ゼミ生は全員が3年生、そろそろ就職活動を意識する時期ということもあり、「一日社会人体験」をさせていただくことになりました。日野興業株式会社のブースで来場者の方に説明をするという役目をいただきました。
一口に仮設トイレといっても、バリエーションは非常に豊かです。女性でも抵抗なく使えるように入口が複数あるものから、着替えがゆったりできる広いもの、木目調のおしゃれなものまで。誰もがお世話になるトイレという空間が、多様な人材を支えていることを改めて感じることができます。
ゼミ生たちは、日野興業株式会社の社員の方から、製品についていろいろと教えていただきながら、来場者の方をご案内したり、製品の特性についてお話したり、と、普段はなかなかできない体験をさせていただきました。学生ということをお話しすると、
ゼミ生からは次のような感想が寄せられました。
「どの商品の開発や販売するにも、まずは積極的に取り組むこと、人々の生活を合わせて使いやすい立場に立ち、考えることが大事だと感じました。」
「営業の方の話し方、挨拶の仕方、初めて見る大人の交渉を間近に見ることが出来て勉強になりました。」
「現場の社員さんの働きと交流を見て、自分の役割を果たして働いているところに魅了されました。まるで将来の自分をみたようでした。」
「印象的だったのは、工事関係者の方がいらっしゃって「最近はトイレがないと職人の人が来てくれない」と言っていたことでした。展示会をすることでどのような人が必要としているのか、直接意見を聞ける貴重な機会でした。」
「女性が働きにくい業界の、原因の1つであるトイレが改善されることで、より多くの人が快適に働けるようになってほしいです。」
「誰のための商品であるかという「ニーズ」を身近に感じることができたと思います。使い道の限られた木材をあえて使うことのメリットも、ただ環境のためだけではなく、国産の資材を使うことで値段の変動を抑える(海外の影響をうけにくくなる)というメリットがあるという話も教えて頂けて、グローバルビジネスを感じました。」
今回得られた知見を、ぜひ今後の研究や就職活動に生かしてもらいたいです。
製品の特性について、詳しく教えていただきました。
日野興業株式会社の展示ブースで実際の取引を間近で見学することができました。
実際に来場者の方をご案内しました。
「トイレ産業展」を通して、グローバルビジネスを身近に感じ、社会人として働くことのイメージが深まりました。