お知らせ
建設業界のダイバーシティ推進を感じよう!
この日、麗澤大学国際学部グローバルビジネス専攻 内藤ゼミのゼミ生一同でやってきたのは幕張メッセで実施されている「建設・測量生産性向上展」。
理系っぽい、かなり専門的な展示会に来たその目的は...こちら!
「建設業界における女性定着とダイバーシティ推進 今、本当に必要な取組みは何か」セミナーの聴講です。
普段のゼミナールでは、ダイバーシティの理論や概念を勉強していますが、こうしたセミナーでは、実際にどのようなことに企業が取り組んでいるのか、というリアルを感じられます。
一般的に女性が少ない建設業で、女性の定着をどう図るかという、大きく手応えのあるテーマ。このテーマに向かって、企業単体での取り組みはもちろん、業界全体での横断的な取り組みが活発になされていることに、学生達は驚いていました。
また、女性だけでなく男性の育休取得や環境整備を進めることで、全体として定着を図ることができることも学びました。
ゼミ生の感想の一部をご紹介します。
「ロールモデルの重要性をあらためて実感した。」
「育休や産後のアンケートで、配偶者にも協力してもらえるような項目を用いてアンケートを作っているということが印象的で、これはまさに女性目線でアンケートが作られているなと思いました。」
「'女性'というワードに目を向けがちですが、女性だけではなく男性にも配慮しなければならないと思いました。」
「(ある企業で)男性育休取得率が100%と聞いてとても驚いた。女性だけでなく男性にも育休の権利があるなど、会社にダイバーシティの文化がちゃんと浸透しているんだなと感じた。」
建設業は、自分達の生活を支えるインフラを作る重要な仕事です。それを担う人材をどう育成し、定着させていくかという問題を考える1日となりました。
昨秋に展示会でお世話になった、日野興業さんのオシャレなカフェブースで、お菓子と飲み物もいただき、学生もすっかり笑顔に♪
ご馳走様でした。
今後の研究や就職活動にも役立つお話を、どうもありがとうございました。