お知らせ
【開催報告】令和5年度11月11日(土)教職シンポジウムが行われました。
令和5年11月11日(土)に、教育現場で教職に就かれている卒業生や、教育行政等に携われている卒業生の皆様と、在学生を対象に「教職シンポジウム」を開催いたしました。
教員養成は在学生だけを対象とするのではなく、卒業生への対応も含めたものとしていくことで、大学として教師の成長をともに支えるような取り組みをしていくことを目指しています。
<セミナー概要>
令和 5 年度 教職シンポジウム
日時 :令和 5 年 11 月 11 日(sat)13:30~17:00
場所:麗澤大学かえで校舎 1603 教室
参加者:65名(卒業生4名 外部参加者1名 本学教職員9名含)
講演 望月正道 教授 (麗澤大学外国語学部教授)
「どのように学習意欲を育むか」
①「生きる力」の育成
②学習意欲の正体
③学習意欲をどう育成するのか
望月教授の大学・大学院生時代の「学習意欲」の実体験のお話、生徒に学習意欲を持たせる授業に必要な、ユーダイモニア※はどのようなときに感じることができるのか、授業での「面白い!」と思わせる仕掛け作りについて等、グループでの話し合いを交えながらご講演いただきました。
※ユーダイモニアとは「わかった!できた!成長できる喜び」であるとお話されています。
事例発表① 仁平 麗愛 教諭 (阿見町立阿見中学校教諭 令和3年度本学卒業生)
①自己紹介
②勤務校について
③教員としての生活
④授業について
⑤部活動について
⑥教員を目指すみなさんへ
学校の写真等を交えながら仁平教諭の勤務先での業務内容についてお話しいただき、「できる!わかった!」と感じられるような英語授業の作り方や部活動顧問としての大変さ、一緒に成長したり感動したりすることが教員生活での力となることなど、教員現場のリアルをお話しいただきました。
事例発表② 林 大輔 教諭(麗澤中学・高等学校教諭 平成17年度本学卒業生)
①採用試験の心構えや事前準備
②教育現場での事例発表
講演では、教員になるための心構えや志をもつ方法、大学での「知識」や「技術」の貯金の大切さ、勇気を持って新しいことも自分らしく行っていくことが楽しさや自信につながると、学生への励みとなるようなお話をいただきました。
質疑応答の時間では多くの学生から質問があり、とても有意義なシンポジウムとなりました。
ご講演いただきました先生方にはあらためて感謝を申し上げます。
本学の教員の養成では、「『知徳一体の教育』という建学の精神に基づき、仁愛の精神の上に、教育についての見識と各専門教科の知識・技術をもって、我が国の学校教育に貢献できる人材を育成すること」を目標としております。受講者が、今回のシンポジウムをきっかけとし、我が国の学校教育に貢献できる人材と成長し、いつか「登壇者」として帰ってくることを教職員一同、楽しみにしております。