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2024.01.23

【開催報告】北海道ニセコ高等学校との高大連携活動

 2024年1月16日(火)に北海道ニセコ高等学校の生徒3名が本学に来校し、大学生や留学生を交えた高大連携のワークショップを実施しました。高校生たちは、ニセコ高等学校のグローバル教育を推進していくために、麗澤大学のiFloorの視察を兼ねて本学を訪問しました。

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 2019年頃、かねてよりニセコ地域の研究をしていた外国語学部山川和彦教授が、観光教育の研究一環でニセコ高等学校を訪れたことがきっかけで本学との交流が始まりました。その後、本学の学生はニセコ高等学校の生徒と交流授業やフィールドワークなどを通じて、ニセコ町における観光資源についての学びを深めてきました。2023年5月には、両者が広範な分野を含めて連携し、相互協力することで、持続可能な地域社会発展に取り組むことを目的に、北海道ニセコ町と麗澤大学は包括的連携協定を締結しています。 

 初めに、学生によるキャンパスツアーを実施し、その後、プレゼンテーションテラスで1つ目のワークショップを実施しました。ワークショップには、雪害で来校できなかった生徒が1名オンラインでも参加し、画面越しでも交流を行いました。

 各グループで、自己紹介や雑談、北海道のお土産紹介などで緊張を和らげた後、ニセコ高等学校によるプレゼンテーションを実施。ニセコ町の経済や自然、文化などについて英語と日本語の2ヵ国で発表を行いました。

 

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 次に、世界中に存在する様々な言葉を守り、その土地の魅力を伝えていくことを目的としたワークショップ「言語の木」を学生団体LinkRUが実施。参加者それぞれの母語や方言、よく使う表現で「ありがとう」を葉っぱ型の紙に書き、を木の枝が書かれた模造紙に貼り付け、参加者全員で「言語の木」を完成させました。

 

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 最後のワークショップでは、高校生による北海道の民謡をもとにしたよさこいソーランの指導を実施。初めは動きを覚える事に必死だった留学生と日本人学生たちも、回数を重ねるごとに楽しんで踊り仲を深めていき、大盛り上がりの中プログラムは終了しました。

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 プログラム終了後、ニセコ高等学校からは「人の温かさを感じた研修だった。高大連携をさらに盛り上げて、地域・年齢・職種に関係なく成長できる取り組みに発展させていきたい」と嬉しいメッセージをいただきました。