お知らせ

教育・研究
2022.02.22

【実施報告】北海道ニセコ高校、沖縄県立八重山商工高校と連携 「オンライン交流学習」を実施

 2022215日(火)、外国語学部に所属する山川 和彦教授のゼミナールの有志学生が北海道ニセコ高等学校緑地観光科観光リゾートコース、沖縄県立八重山商工高等学校商業科観光コースと連携し、学校間交流学習をオンラインで実施しました。2校は山川教授が観光研究を進めていくうえで、研究協力をいただいている高等学校です。

 この取り組みは、北海道と沖縄で観光を学ぶ高校生が、オンラインで集い、日頃の学習や活動を相互に共有することで、幅広い観光の可能性を知り、同時に自分たちの学びの振り返り、今後の学習活動の活性化を図ることを目的に実施しました。

 同じく観光を学ぶ山川ゼミの学生6名が、参加しファシリテーターを務め、高校生は自分たちが学んでいることをそれぞれ発表しました。大学生が交流学習をコーディネートすることで、高大連携を図り、広域で将来の観光人材を育てることも視野に入れています。

 日本で唯一の緑地観光科で、北海道の優大な自然環境の中で観光だけではなく英語やビジネスを学びグローバル人材を目指すニセコ高校、平和学習を通じて沖縄の歴史を発信、また伝統行事である「旗頭」の復活など、沖縄の歴史と文化を学ぶだけではなく、英語や中国語も学ぶ八重山商工高校。

 お互いの発表を聞いた高校生からは、「同じ観光を学んでいても、地域で学ぶ内容が異なっており驚いた」などの声があがりました。また、ニセコ高校のスキーやスノーボードの授業が羨ましい、八重山商工高校のダイビングの授業が楽しそうなどの感想もありました。

 初めは緊張されていた高校生も、大学生が方言、気温、食べものなど身近な話題を投げかけることで、積極的なコミュニケーションが生まれました。また、八重山商工高校の生徒と、大学生が中国語で会話をする場面もありました。

 今回参加した山川ゼミの学生からは、「これまで大学で学んできた観光学とは違った視点での学びが多く、非常に興味深かった」というコメントがあり、大学生にとっても学びのある有意義な時間となりました。

 今回の「学校間交流学習」の様子は、「八重山毎日新聞」に掲載されました。
掲載記事全文はこちらよりご確認いただけます。(出典 2022年2月21日八重山毎日新聞より)

スクリーンショット (135).png