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教育・研究
2024.10.28|最終更新日:2024.11.01|

【学生の活躍】長崎市で行われた平和の大切さを伝える研修でプレゼンテーションを実施

 自主企画ゼミナール※「戦争の記憶とサステナビリティ」に所属する外国語学部4年次生の市村 美冬さんと3年次生の橋本 莉愛さんが、10月23日(水)に長崎県長崎市で実施された、若者が平和の大切さを伝えることを目的とした研修に参加し、プレゼンテーションを実施しました。

 ※自主企画ゼミナールとは、学生が学びたいテーマを見つけ、 学生が自ら指導を受ける教員を選び、 何をどのように学習していくかについて、 該当教員の助言を受けながら決定し、 学習計画を立て、 その計画に従って進めていくゼミナール制度です。

 市村さんと橋本さんは、自主企画ゼミナールを通じてこれまで日本の戦争に関する跡地や資料館を訪れるフィールド調査を実施してきました。また、仲間との様々な対話ワークを通じて、自分の「当事者性」を再発見していく専門ゼミナール(担当教員:花田太平准教授)に所属しており、これからの世代に戦争を伝えていくための対話的な歴史学習のあり方を探求しています。

  • Image_20241026_141819_236.jpeg市村 美冬さん
  • Image_20241026_141818_999.jpeg橋本 莉愛さん

 研修の様子は、メディアでも取り上げられ、おもちゃのカプセルの中に平和に関する問いが書かれた紙を入れ、引いた問いを答えていくことで楽しみながら対話を行う、という橋本さんの案が紹介されました。
 (掲載記事はこちらよりアクセスいただけます。※外部サイトに飛びます)

 市村さん、橋本さんよりコメントが届きましたので、以下よりご覧ください。

市村美冬さんのコメント

 今回、被爆を体験した長崎のコミュニティに、長崎出身でない私が参加するということが、今の自分の成長にとって非常に意味があることだと思い、参加しました。私はこの2ヶ月間のプロジェクトを通して、難しい問題に向き合うことは自分一人で抱えこむことではないということ、そして皆と共に向き合いながら解決へ導いていくことこそが大事だということに気づきました。

橋本莉愛さんのコメント

 今回の活動参加を通して、自分の好きなことや得意なことと社会課題を結びつけて考えることの重要さを学びました。それぞれの興味関心からSocial Actionを起こすということで、一見似たようなプロジェクトでも観点や背景が少しずつ異なり、他の参加メンバーから良い刺激を得ることができました。何より多様な参加者の前で発表する機会をいただき、貴重な経験となりました。今回得た気づきを、学内学外問わず、多くの場面で実践していきたいです。