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教育・研究
2025.02.12

【学生の活躍】2024年度「P検」学内試験を実施し、のべ73名の学生が合格

 本学では、情報社会でコンピュータを活用するための知識・技能修得を目指して、P検(ICTプロフィシエンシー検定)の学内試験を実施しています。P検は単なるパソコン操作スキルだけでなく、情報に関する知識やその活用能力を総合的に測定するものです。

 2024年度は春・秋セメスターあわせて10回の学内試験を実施し、のべ73名の学生が合格を手にしました。昨年度から準2級以上の受験を奨励しており、今年度は準2級(「ビジネスに要求されるICT活用スキル」のレベル)合格者が70名となり、上位級合格者の実数・割合ともに昨年度実績から向上しました。

 本学ではP検について、合格のための単なる検定試験としてではなく、試験合格を通して知識・技能を実践的に活用できる力を身につける貴重な機会として位置づけてきました。P検合格を目指す麗澤スタンダード科目「PC実務演習」(全学部の学生対象)を担当する国際学部の中園 長新准教授は「社会人としてICTを活用していくためには、P検準2級レベル以上の知識・技能を身につけておくことが望ましいと考えられます。単に検定試験に合格すればよいのではなく、合格を一つのマイルストーンとして、知識・技能を実践的に活用できる力を身につけることが重要です。授業では単なる試験対策にとどまらず、情報活用に関する本質的な知識・技能を修得することを目指してきました。」と述べています。

 P検は2025年度から高校専用試験にリニューアルされるため、本学における学内試験実施は今年度が最後です。2025年度以降はP検の代替として学生のスキルアップに有用な民間試験を選定し、麗澤スタンダード科目「PC実務演習」とも連携しながら、引き続き学生のICT知識・スキル向上を目指していく予定です。来年度以降もこれまで通り、全学部の学生を対象に学修機会を提供いたします。

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