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教育・研究
2026.06.01

【実施報告】国際学部PBL演習「外交・安全保障フィールドワーク」が「国家の主権と日本の領土問題」をテーマに課外活動を実施

 2026519日、国際学部PBL演習「外交・安全保障フィールドワーク」(担当:国際学部 阿部亮子准教授、リーダー:国際学部 国際社会・国際情報(ISI)専攻2年 久保谷泰志さん、副リーダー:国際学部 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 2年 松澤翔大さん)のメンバー12名が、都内で「国家の主権と日本の領土問題」をテーマに、課外活動を実施しました。

学内の事前学習では、メンバーが、国家の主権の成り立ちと日本の領土問題に関して、図書の内容を報告しました。課外活動当日は、まず、公益財団法人笹川平和財団を訪れ、兼原信克先生(麗澤大学特任教授)に、各自が最近注目している国際政治のニュースを発表し、兼原先生からこれらのニュース(アメリカとイスラエルのイランへの軍事攻撃、AI、米中首脳会談)について、解説して頂きました。

続いて訪れた、領土・主権展示館では、解説員の方の説明とCG映像体験から尖閣諸島、竹島、北方領土の自然を体験し、領土問題に関する日本政府の取り組みへの理解を深めることができました。最後に、リーダーから「国際政治がパワーポリティックスへと変化している中、日本はどのように、領土問題を解決し得るのか」という質問が提起され、解説員の方から「今後の大学での学びで考察してほしい」と返答いただきました。事前学習で不明だった「尖閣」の言葉の由来と意味、竹島に日本人が上陸した事例についても説明頂きました。事後学習では、北方領土に対するソ連(ロシア)の視点を学びました。

「外交・安保フィールドワーク」では、今回学んだ知識を基に、日本と相手国の主張・行動の比較検討、尖閣諸島を失った場合の日本の安全保障や経済活動への影響などをテーマに、探求活動を続ける予定です。また、5月30日には「議会政治と条約」をテーマに、憲政記念館と外交史料館展示室等を訪問し、麗澤大学客員教授の櫻井良樹先生より、議会政治と戦後の日本外交の変遷や条約の資料について解説いただきました。今後は、7月に「日本の国防」をテーマに習志野駐屯地の陸上自衛隊第一空挺団を訪問予定です。

学生の感想(国際学部国際社会・国際情報(ISI)専攻2年 島根京生)

領土記念館では、日本の3つの領土問題である北方領土、竹島、尖閣諸島問題について、歴史を学びながらそれらの領土の重要性を学びました。「日本人が領土問題について名前は知ってはいるが、どのような問題が起きているかは詳しくは知らないという人が多い」という説明が印象に残りました。そして、私自身もその一人であったと気づかされました。

特に、尖閣諸島の問題を聞き、日本の領海内にもかかわらず、その日も、中国の船が4隻も来ているなど、日本の海上保安庁が、毎日、尖閣諸島を守るために対策を行っていることを知りました。自分から進んで学ぼうとしなければ、EEZ(排他的経済水域)のもたらす利益の大切さや、そこに生息する動物、自然環境の重要性などを理解せずにいたかもしれません。日本の国民である以上、自国の領域について知識を持つことは大事なことであり、これからも、日本政府が「日本の領土である」と主張し続けることの重要性を学ぶことができました。