地域連携・施設利用地域連携の取組み
大学の持つ知的資源や施設を活かし、
教育・研究を通じて地域社会に貢献しています。
地域連携センターについて
地域連携センターは2015年に設立されました。大学のシーズ※と社会的ニーズをコーディネートすることで、学内に留まらない学生の教育環境の充実を図り、地域と本学双方が発展していくことを目指します。
※シーズとはマーケティング用語で、知識や技術などの強みを意味します。
主な取り組み
柏市内の連携
柏市との連携
本学は、昭和10年(1935年)の創立以来、周辺自治体との連携を重視し、地域の発展とともに歩んできました。キャンパスは指定避難所となっており、柏市とは防災協定を結んでいます。また、教育面においても、中核市となった柏市からの要請を受け、小・中学校教員の研修にも直接的な協力を始めました。柏市とはそれらの事業を包括的にとりまとめ、より戦略的・効率的な活動へと深化させるために、2013年3月、包括的連携協定を締結しました。
柏商⼯会議所との連携
2013年6月、柏市との包括的連携協定に続き、柏商工会議所とも包括的連携協定を締結しています。この連携協定は、広範な分野で知的・人的・物的資源を相互に活用し、地域商工業及び地域社会の持続的な発展に寄与することを目的としており、(1)商工業の振興 (2)人材の育成 (3)まちづくり (4)地域の国際化 の4分野を掲げています。
また、2019年10月、東葛工業人交流会産学公連携システムに参画し、柏市に限定せず東葛地域全域での企業との連携拡大が期待されます。
麗澤・地域連携実習
この実習は4年間の大学生活の中で、自ら動き、課題解決に取り組んでいくPBL(Project Based Learning)型学習の最初の一歩として用意されている、1年次を対象とした授業です。
ビジネスマナー研修など基礎的な学習をした後、連携協定を結んでいる柏市および柏商工会議所の協力を得て、地方自治体や企業が抱える課題について、学生がヒアリング調査し、ディスカッションを重ね、解決・改善策を考案し、連携先関係者の前でプレゼンテーションを行い、評価を受けます。
柏アーバンデザインセンター(UDC2)との連携
公民学連携組織の「一般社団法人柏アーバンデザインセンター」と連携。教員が柏駅周辺のまちづくりの調査研究に協力しています。
⼤学コンソーシアム東葛
本学は、行政および他大学と連携した組織「大学コンソーシアム東葛」を通じて、大学と地域社会の発展などに取り組んでいます。 「大学コンソーシアム東葛」とは、本学を含む、東葛地域および近隣に所在する大学と、5市(柏市、我孫子市、流山市、松戸市、野田市)の自治体と連携し、民産学官の連携交流を深めて大学と地域及び大学間のネットワークを築いています。
麗澤オープンカレッジ(ROCK)
「麗澤オープンカレッジ(ROCK)」は、基本的な柱に、語学、教養、生き方の三点を据え高度な専門性と学びの喜びを一体にした魅力的な生涯学習講座を実施しています。年間50以上の講座を開講し、述べ1,000人以上が利用している他、学内外の著名人による特別講演会も開催しています。詳しくはROCKホームページをご覧ください。