【開催報告】黒須ゼミ 第18期生(Cohort 2017)卒業研究・公開口頭発表会を開催
2019.2.7

 2019年2月2日(土)黒須ゼミの第18期生(Cohort[i] 2017)卒業研究・公開口頭発表会が開催されました。

 「黒須ゼミ」は黒須里美教授を指導教員とする「家族と社会の比較研究」を専門とする専門ゼミナールです。4年次の「卒業研究」では、当ゼミが発足された2000年から毎年、一般公開の場で卒業論文の口頭発表会が行われています。

 昨年度の発表会の模様はこちら

今回の発表会のプログラムは、以下のとおり。

13:00

開場

13:30-14:50

第1セッション 家族と「ひとり」再考:一人っ子・一人暮らしと親子関係

蘇 思栄

(言語教育研究科比較文明文化専攻)

中国における世代間関係の実態と変化~一人っ子世代を中心に~

吉岡 勇輝(英語・英米文化専攻)

日本における「一人っ子」のイメージと変遷

金島巴琉香(国際交流・国際協力)

若者から見る「一人暮らし」の親子関係と自立

14:55-16:05

第2セッション 現代のストレス社会と私たち

片岡 胡桃(英語・英米文化専攻)

共食の実態〜理想と現実〜

木原 秀佳(国際交流・国際協力専攻)

ひとりというストレス?!~大学生と余暇~

市井 莉那(ドイツ語・ドイツ文化専攻)

現代人に猫は必要!?

16:20-17:30

第3セッション 共感・共働・共生

竹内茉莉亜(英語・英米文化専攻)

復興を支える災害ボランティア〜ボランティア経験者は何を思うのか〜

入山 拓矢

(日本語・国際コミュニケーション専攻)

表現の自由はどこまで認められるべきか

~自由と尊厳の境界線〜

大園 謙人

(日本語・国際コミュニケーション専攻)

私たちはなぜ笑い 何に笑う?

~「笑い」のグローバル化とローカル化~

17:30-17:50

全体討論及び総評

18:00

閉場

 

 第1セッションから第3セッションまで、バラエティに富んだ個性あふれるテーマでした。フロアには、後輩ゼミ生はもちろんのこと、他のゼミ生や、本学の教職員、ゼミのOBOG、一般の方々も含め総勢50名以上の方々が集いました。質疑応答の際には、フロアからも様々な角度からのコメントや質問が飛び交いました。

 ある当ゼミOBの方から、「この卒業研究口頭発表会で自分も発表をした。その発表したテーマは社会人になった今でも自分自身のテーマになっており、今、自分は、そのテーマで上げた『リーダー論』を追及しながら人事関係の仕事をしている。ゼミ生の皆さんにも是非、今回発表したテーマを社会人になってからも大切にしていってほしい」という激励のメッセージもいただきました。

  黒須ゼミでは発足時の2000年度から「開かれたゼミ」をモットーに、麗陵祭では、毎年「公開討論会」を開催し、夏合宿では、OBOGはじめ、外部からも様々な「ゲスト」を招き、結婚、家族、社会などのテーマについて、「現場の声」を交えながらの学びが展開されています。そして、その学びが18期の年月を経て、先輩から後輩へと、時代とともに、形を変えながら、その精神が引き継がれてきています。

 麗澤教育では、「師弟同学[ii]」という精神が重んじられています。黒須ゼミにも、先生と学生、先輩と後輩、互いが学び合う環境があり、今回のような公開発表会は、まさにこの「師弟同学」が体現されている教育活動の1つと言えるでしょう。

“こうした「開かれた学びの場」が麗澤大学一杯に広がっていったら…!?”

そんなワクワクした想いがひろがるような発表会となりました。

 発表の様子

 質疑応答

 フロアには各自の実際の卒論と、歴代発表会のプログラムが展示されました。

 発表後、後輩たちからのプレゼント

 集合写真

 


[i] 「黒須ゼミ」では、「特定の期間に出生や結婚のような出来事を経験した集団」という「人口学」の用語と合わせ、それぞれの「期」の同僚たちをcohortと呼んでいます。 *今回の発表者である18期生は、2017年度に黒須ゼミに加入したcohortなので「cohort2017」

[ii] 師弟同学

「教師と学生が共に学び合う姿勢を大切に、世界の人々から信頼される品格を身につけた人材を育成する」という麗澤大学の教育方針の1つ。