大学機関別認証評価及び自己点検・評価

1.大学機関別認証評価

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平成16(2004)年度から、全ての大学は、教育研究水準の向上に資するため、学校教育法第109条第2項に基づき、7年以内ごとに文部科学大臣が認証する評価機関の評価を受けることが義務付けられています。

本学は、平成19(2007)年度、平成26(2014)年度に引き続き、令3(2021)年度に公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価を受審し、令和4年3月16日付で「日本高等教育評価機構が定める大学評価基準に適合している」と認定されました。

『令和3(2021)年度大学機関別認証評価 評価報告書』の総評の中で、本学は以下の評価を受けました。

・「Reitaku University Vision 2035 」を策定し、使命・目的及び教育目的実現のための数値目標を設定するなど、中長期計画に反映させていることは評価できる。

・大学の出席管理システムなどと連動した学生の学修活動の把握に基づき、欠席しがちな学生の情報を早期に収集し、教職員で共有することにより、学修指導や履修指導において、素早く細やかな対応が行われていることは評価できる。

・「全員面談」や担任制度など学生一人ひとりに対応するシステムを基礎としてキャリアに対する積極的な取組みを涵養するための全学的な運営が行われていることは評価できる。

・1年次からのカリキュラムで提供されるPBLでの「自主企画ゼミナール」などから発生する課外自主活動団体に対して「社会問題解決プロジェクト」という運動部、文化部に加えた新しいカテゴリーを創設し、活動団体の学友会組織への参加を勧め課外活動の活性化を図るとともに、課外活動として支援していることは評価できる。

・授業以外でも英語の能力が磨けるよう、校舎「あすなろ」に「iFloor」が設置され、「CEC」 に英語を母語とするスタッフが常駐し、気軽に英語を楽しみながら、英語の実力を身に付ける場が提供され、授業以外の場で学生の語学コミュニケーション能力の向上が図られていることは評価できる。

・学生が自ら学びたいテーマを設定し、指導を受ける教員を選び、その助言を受けながら計画を立てて学修を進めていくという「自主企画ゼミナール」は、学生の自主的・主体的学修を促進する仕組みとしてのみならず、中にはカンボジアやフィリピン、ネパール社会についての学修から、現地での支援プロジェクトにまで発展しているものもあり、その内容、実績を含めて高く評価できる。

・平成30(2018)年に会計システムにペーパーレス化機能を追加し、より効率的な会計処理が実施されるようになり、コスト削減に貢献していることは評価できる。

本学は、今後も教育・研究・社会貢献活動の更なる充実に向けて、改革及び改善に取組んでまいります。

令和 3(2021)年度 大学機関別認証評価 評価報告書
令和 3(2021)年度 大学機関別認証評価 自己点検評価書
平成26(2014)年度 大学機関別認証評価 評価報告書
平成26年(2014)度 大学機関別認証評価 自己点検評価書
平成19(2007)年度 日本高等教育評価機構 自己評価報告書
平成19(2007)年度 日本高等教育評価機構 評価報告書

2.公益財団法人大学基準協会による正会員資格判定

本学は、平成6年に公益財団法人大学基準協会の加盟判定を受けて正会員となり、平成20年度には、正会員資格判定審査を受けて、その資格継続が認められました。
『正会員資格判定結果』の総評の中で、本学は,創設者の提唱する「モラロジー(道徳科学)」による「知徳一体」の人材養成を建学の精神と して掲げている。その教育目的は、「品性教育」と「実学・専門技能教育」の2つを柱としており、教育の目的および目標をカリキュラムの中に具体的な科目構 造を持って組み入れ、教員の教育・研究や職員の事務組織・運営においても常に強調されている。また、教職員、学生はもとより、大学後援会、入学志願者、一 般向けの各種の刊行物に建学の精神、教育の目的が明記されており、ホームページにも掲載されている。教育課程および教育方法においては、「知徳一体」教育の実現のために学士課程では、入学時から「オリエンテーションキャンプ」や「社会科学分析入門」などの導入教育を実施している。教養教育を重視しており、少人数教育の授業を充実させている。自己点検・評価の体制については、「自己点検委員会」のもと、自己点検・評価の結果を『麗澤大学年報』を発行し、ホームページにおいても公表を行っている、などの評価を受けました。

平成20年度 正会員資格判定結果

3.麗澤大学年報

本学では、平成4年から、教育研究の質を高め、社会に対する説明責任を果たすという大学の社会的責任に鑑み、自己点検・認証評価委員会の下、毎年度継続的に自己点検・評価を行い、結果を『麗澤大学年報』にとりまとめ、エビデンスを含めて学内外に広く公表しています。
※デジタル版として本サイトに掲載しているのは平成15(2003)年度版からです。

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平成23(2011)年度
平成22(2010)年度
平成21(2009)年度
平成20(2008)年度
平成19(2007)年度
平成18(2006)年度
平成17(2005)年度
平成16(2004)年度
平成15(2003)年度

4.麗澤自己点検・評価報告書

本学では、令和2(2020)年度から「内部質保証」をより機能させていくため、自己点検・認証評価委員会の下、「過去複数年間の年報」を用いて現状を把握し、結果を『麗澤自己点検・評価報告書』にとりまとめ、学内外に広く公表しています。

2020年度