宗 健
宗 健 (SO, Takeshi)
職名
教授
学部
工学部
学科
工学科
専門分野

・都市計画
・組織マネジメント
・システム開発
・社会保障

研究テーマ

・主観的幸福度と居住満足度
・組織マネジメント
・システム開発マネジメント

学歴

・筑波大学大学院システム情報工学研究科(博士後期課程)社会工学専攻(早期修了プログラム)修了
・九州工業大学工学部第一部機械工学科卒業

取得学位

・博士(社会工学)(筑波大学)

受賞歴

・日本不動産学会業績賞(2023)(日本不動産学会)
・日本不動産学会2019年度論文賞(2020)(日本不動産学会)
・都市住宅学会論文賞(2018)(都市住宅学会)
・日本不動産学会湯浅賞(研究奨励賞)(2017)(日本不動産学会)
・第13回都市住宅学会学生論文コンテスト博士論文部門最優秀賞(2017)(都市住宅学会)
・筑波大学大学院社会工学専攻長賞(2017)(筑波大学)
・都市住宅学会業績賞(2014)(都市住宅学会)
・平成26年度協会活動功労賞(2014)(公益財団法人日本賃貸住宅管理協会)
・リクルートARINA(All Recruit INnovation Award)賞(2007)(株式会社リクルート)
・リクルートNVC(New Value Creation)賞(2002)(株式会社リクルート)

主要経歴

・麗澤大学 教授(2023.4-)
・早稲田大学 クレジットビジネス研究所 招聘研究員(2018.8-)
・東京大学 空間情報科学研究センター 客員研究員(2019.4-2023.3)
・大東建託株式会社 賃貸未来研究所・AI-DXラボ 所長(2018.7-2023.3)
・麗澤大学 客員教授(2021.4-2023.3)
・麗澤大学 客員准教授(2019.4-2021.3)
・麗澤大学 客員研究員(2016.4-2019.3)
・株式会社リクルート住まいカンパニー 住まい研究所 所長(2012.10.-2018.6)
・株式会社リクルートフォレントインシュア 代表取締役社長・取締役(2006.10-2012.9)
・株式会社リクルート(1987.4-2006.9)

著書

・Housing Facilities and Housing Rent, Purchasing and Supply Management(Peer review book) 共著 (2019.5.10)
・都市の老い 共著 勁草書房 (2018.01.26)

学術論文

・街に住み続けたい気持ちの構造~住みここち調査データを用いた回帰分析およびパス解析~ 都市計画論文集57巻3号 単著 (2022.10)
・地域の居住満足度およびシビックプライドと人口増減の関係 日本建築学会計画系論文集87巻799号 単著 (2022.9)
・地域の住みここち評価と家賃の関係 日本建築学会計画系論文集86巻781号 単著 (2021.3)
・地域の居住満足度と人口増減の関係 都市計画論文集55巻3号 単著 (2020.10)
・発注者と開発者のスキル・意識の違いがシステム開発に及ぼす影響 経営情報学会春期全国研究発表大会 単著 (2018.3)
・住宅・土地統計調査空き家率の検証 日本建築学会計画系論文集82巻737号 単著 (2017.7)
・行動・思考様式が家賃滞納に及ぼす影響 都市住宅学97号 単著 (2017.4)
・生活保護受給世帯における住宅扶助費に関する研究 社会福祉学57巻1号 単著 (2016.5)
・民間賃貸住宅の家賃滞納に家賃・敷金・契約者属性等が及ぼす影響 都市住宅学89号 単著 (2015.4)
・民間賃貸住宅における家賃滞納の定量分析 都市住宅学86号 単著 (2014.7)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

北九州市生まれで九州工業大学卒業後、当時は無名だったリクルートに入社し約30年間、通信事業の技術者、メディアの編集長、子会社社長、研究所長などを経験し、52歳の時に筑波大学で博士号を取得しました。53歳で大東建託賃貸未来研究所長・AI-DXラボ所長に転職し、2023年4月に麗澤大学教授に着任しました。
いわゆる実務家教員ですので、社会と学術研究をどう繋げるのか、学生にどう社会というものを体感してもらうのか、に取り組んで行きたいと考えています。世田谷区で妻・娘・息子、フラットコーテッドレトリバーのリオと暮らしています。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
なるようになる 過去は変えられる
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
ドッグランに行ったり、ドライブしたり、論文書いたり、ダラダラしたり。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
石垣島と礼文島と大阪のあいりん地区。日本の美しさと広さと地域毎の違いを実感できるからです。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
何冊かあります。
1. 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/6/15橘 玲 (著)
この本は自分の社会での立ち位置を確認するために役立ちます。
2. キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival) (日本語) 単行本 - 2003/6/1エドガー・H. シャイン (著), Edgar H. Schein (原著), 金井 寿宏 (翻訳)
自己分析のために大変役立つ本です。
3. 理科系の作文技術 (中公新書 (624)) (日本語) 新書 - 1981/9/22木下 是雄 (著)
文章を書く、ということについて大変勉強になります。

このほか、まだまだ読んで欲しい本はたくさんあります。
専門分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
自分自身がどこに住もうかなあ、と思ったことが都市計画分野に取り組んだきっかけですが、一方でリクルートという会社に勤めていたので、使えるデータがあったというのが家賃・住宅価格の測定、推計に取り組んだ理由です。また、主観的幸福度については、大阪大学の大竹先生の論文を読んで、こんな研究があるのか、と思ったのが取り組み始めたきっかけです。
専門の研究は社会にどう活かされていますか?
社会保障制度検討のために厚生労働省の検討会で報告したり、住みここちランキングの研究成果が自治体の街づくりに活用されたりしています。また、家賃推計の研究は民間企業の事業システムに実装されています。
麗澤大学の好きなところはどこですか?
とにかく美しいキャンパスが好きです。特に秋の紅葉の時期のキャンパスの美しさは格別です。