猪股 来未
猪股 来未 (INOMATA Yukimi)
職名
講師
学部
国際学部
学科
国際学科
学歴

・麗澤大学大学院言語教育研究科日本語教育学専攻博士課程(後期) 単位取得退学
・麗澤大学大学院言語教育研究科日本語教育学専攻博士課程(後期) 入学
・麗澤大学大学院言語教育研究科日本語教育学専攻博士課程(前期) 修了
・麗澤大学大学院言語教育研究科日本語教育学専攻博士課程(前期) 入学
・麗澤大学外国語学部英語学科 卒業

取得学位

・修士(文学)(麗澤大学大学院)
・学士(文学)(麗澤大学)

主要経歴

・麗澤大学外国語学部 非常勤講師
・東京大学グローバルキャンパス推進本部 非常勤講師

学術論文

・「KYコーパス英語母語の学習者における日本語指示詞の習得過程―「これ」「それ」、「こ 『言語と文明:論集』13巻 pp.47-66 単著 麗澤大学大学院言語教育研究科 (2015年3月)
・「韓国語母語学習者における「こう」「そう」の使用」 『小出記念日本語教育論文集』29号 pp.103-118 単著 小出記念日本語教育研究会 (2021年3月)

その他

・「学習者における日本語指示詞の習得過程-こう・そう・ああの使用から―」『言語科学会第16回年次国際大会』pp.71-74 単著 言語科学会 (2014年6月)
・「学習者における日本語指示詞の習得過程‐「これ」「それ」「あれ」の使用から‐」第25回第二言語習得研究会(JASLA)全国大会、筑波大学 単独 第二言語習得研究会 (2014年12月)
・「ナラティブにおける日本語学習者の「これ」「この」の使用実態」日本語/日本語教育研究会第9回研究大会、大阪大学豊中キャンパス 単独 日本語/日本語教育研究会 (2017年10月)
・「学習者のナラティブにおける「この/その+名詞句」の使用」第28回第二言語習得研究会(JASLA)全国大会、お茶の水女子大学 単独 第二言語習得研究会 (2017年12月)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

日本語教師として、国内外で教えてきました。それは、高校時代、海外の高校で「日本語」の授業を見学したのがきっかけでした。そこで出てきた学生の質問が、母語話者の自分には考えつかなかったものばかりで、それが面白くて今に至っています。私の専門は第二言語習得で、学習者の目標言語をどのように使用し、発達させているか、解明することを目標としています。第二言語習得研究だけでなく、言語教育分野には、新しい視点への出会いがたくさんあります。この面白さを学生の皆さんと共有できたらうれしく思います。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
「自分は自分」
成功も失敗も、他の人の生きてきたとおりに自分が生きられないように、周りの人も私の人生をその通りにたどることができません。学生の頃、心が折れそうになったときに、支えにしていた言葉です。自分も他人も、1人1人がそれぞれの経験と見方を持つ、貴重な存在であるということを心にとめて、日々の生活を送っています。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
料理や手芸など、ものづくりをするのが好きです。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
自分の好きなこと/ものの「本場」と呼ばれているところ。「百聞は一見にしかず」ではないですが、大元となっているところに行って、実際に自分の目や耳で感じてほしいと思います。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
東田直樹氏の『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』です。
私自身、視野が広がった一冊で、学生時代に読んでおきたかったと思ったためです。
専門分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
先の回答でも触れましたが、海外の「日本語教育」に触れた時に、日本語の教え方よりも、学習者側からの「日本語」の見え方に興味をもったことがきっかけです。
専門の研究は社会にどう活かされていますか?(過去、未来含め)
学習者の言語の習得過程を明らかにすることは、言語教育を効果的に行うための土台となります。そして、学習者が目標言語をどのように認知して使用しているのか、解明していくことで、教師が学習者に寄り添った教育ができるようになると思います。
麗澤大学の好きなところはどこですか?
小規模教育で、学生の皆さんとの距離が近いことです。教授者側からの一方的な授業ではなく、学生の皆さんと一緒に学びある授業を作っていけるところにやりがいを感じます。