森 勇俊
森 勇俊 (MORI, Yusyun)
職名
教授
学部
外国語学部
学科
外国語学科
専門分野

・韓国語教育
・韓国文芸思想

研究テーマ

・韓国語における慣用表現
・1930年代の韓国詩文学

学歴

・早稲田大学大学院文学研究科博士課程 単位取得満期退学
・早稲田大学大学院文学研究科修士課程 修了
・相模工業大学工学部 卒業

取得学位

・文学修士(早稲田大学)
・工学士(相模工業大学)

主要経歴

・麗澤大学外国語学部 准教授
・麗澤大学外国語学部 助教授
・麗澤大学外国語学部 講師
・麗澤大学外国語学部 非常勤講師
・筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター 非常勤講師
・獨協大学国際教養学部 非常勤講師

著書

・『文学に読む生と死』(第10章:金東里文学における贖いとしての「死」)共著 ホソノスタンペリア(2000)
・『そのまま使える韓国語会話』監修 南雲堂(1998)

学術論文

・「韓国の開化期におけるプロテスタント・キリスト教の受容について」 『マテシス・ウニウェルサリス』第21巻第2号 単著 獨協大学国際教養学部 (2020.03.31)
・「韓国語における色彩語と慣用表現について」 『聖徳大学言語文化研究所論叢』第25号 共著 聖徳大学 (2018.03)
・「韓国語における水のイメージと表現-水に関することわざと慣用句を中心に-」 『聖徳大学言語文化研究所論叢』第24号 共著 聖徳大学 (2017.03)
・「韓国語における動物のイメージと表現-虎に関することわざを中心に-」 『聖徳大学言語文化研究所論叢』第23号 共著 聖徳大学 (2016.03)
・「韓国語における身体語彙の慣用表現について‐頭と顔を中心に‐」 『聖徳大学言語文化研究所論叢』第22号 共著 聖徳大学 (2015.03)
・「韓国の30年代詩壇における『モダニズム』の動向に関する一考察」 『麗澤大学紀要』第64巻 単著 麗澤大学 (1997)
・「韓国における近代詩に関する一考察‐文体と韻律を中心に‐」 『外国語教育論集』第19号 単著 筑波大学外国語センター (1997)

その他

「『よろしくどうぞ』で始まった私の日本語修行」『麗澤教育』12号 単著 麗澤大学(2006)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

麗澤では韓国語の授業や日韓のことばと文化に関する基礎ゼミ・専門ゼミの授業を担当しています。韓国語・韓国文芸思想分野の研究に取り組んでおり、最近は東アジアにおける韓国の大衆文化にも関心をもっています。生まれは韓国の全州で、来日してからいろいろな日本の人々と触れ合いながら、日本で暮らしてきました。今では、私にとって日本は第二の故郷です。今後も麗澤で韓国のことばと文化を日本の学生に伝えるとともに、日韓両国の若者が互いに理解を深め、より親密に交流するためのお手伝いをしていきたいと思っています。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
「人間万事塞翁が馬」
生きているといろいろなことがあるが、人生何が幸いするかわからないということで、目の前の事柄にあまり一喜一憂せず、人生を長い目で見ていくことも必要だということを教えてくれる言葉です。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日は近くの公園を散歩したり、私が住んでいる茨城県のつくば市にはおいしい店が多いので、行列のできるパン屋さんや焼き芋のおいしい店などに出かけて、おいしいものを食べたり買ってきたりします。また、ふだん運動不足になりがちなので、スポーツクラブで体を動かすようにしています。最近は韓国ドラマを見るようになり、特に韓国の時代劇が面白いと思います。
1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
オートバイを買って日本一周の旅に出たいと思います。日本に住んでいながら訪れたことのない場所がたくさんあります。オートバイで風を感じながら日本各地を巡る旅はまた格別だと思います。それぞれの地方独特の文化や人々の情に触れる旅ができれば最高です。
過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
もう一度やり直したいことはたくさんあってひとつだけあげることは難しいですが、「大学生の時にやっていた空手の組手で目を怪我しなかったら、今ごろ空手家になっていたかも知れない」なんて思ったりします。しかし、何が幸いするかわからないのが人生です。その時々にできることを精一杯やっておくことが大切な気がします。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
隣りの国である韓国を訪れてほしいと思います。首都のソウルだけでなく、地方都市にも足をのばしていろいろな場所を訪ね歩くと、さまざまな発見ができると思います。特に、私が生まれた全州は料理がおいしいことで有名で、日本でもポピュラーになった石焼ビビンバの発祥の地でもあり、訪れてほしい都市のひとつです。いろいろなところで本場のおいしい韓国料理を食べ歩いたり、現地の人々と交流することで、隣国のことばや文化を学んでほしいと思います。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
詩人の谷川俊太郎の作品を読んでみることをお勧めします。私は谷川俊太郎の詩集の中で『これが私の優しさです』が大好きです。平易な日本語で書かれた谷川の詩は、こどもから大人まで楽しめる幅広い世界を持っています。それらの詩を通して日本語の美しさ、言葉がもつ力に触れるうちに、心が癒されたり、揺すぶられたり、はっとさせられたりとさまざまな体験ができると思います。ふだん詩をあまり読まない人にこそ、ぜひ読んでほしいと思います。