経済学部 経済学科経済専攻

経済学は、「社会の動きの基本法則」を学ぶ学問です。
身近な問題解決のための「道具」としても用いられています。
社会を動かす経済の基本を知ることで、
複雑な世界を生き抜く力が身につきます。

学びの特色

暮らしに関連した経済活動の
「なぜ?」を解き明かす。

物価が上がれば暮らしは苦しくなるはずなのに、なぜ⽇本銀行は物価上昇率の目標を設置するのでしょう。
豊かな経済大国が、なぜ高い関税をかけ合うのでしょう。まずは身近な出来事から経済の仕組みを学び、徐々に理論と現実の関係を学習。理論的思考力を鍛えることで、現実社会への対応力を身につけます。

課題解決型の経済学を学ぶ。

「結婚したい相手になかなか出会えない」「ひどい交通渋滞に悩まされている」「どうして人々は不正をするのだろうか?」など、一見経済とはあまり関係のなさそうな問題の解決を考えるためにも経済学は用いられます。経済学の視点から、様々な社会課題を分析する力を養います。

社会に溢れる数字の意味を知り、
データ分析力を磨く。

経済活動の成果は、売上高や成長率などの数字で表されます。株価や失業率、GDPなど、日々目にする数字の意味を学ぶのも、本専攻の特色です。これから訪れるAI時代において経済人に求められるのは、集められたデータを的確に処理する力に加え、データの意味を経済学的知見で読み解く分析力だと考えます。

4年間の学習の流れ

幅広い分野に興味・関心を広げてから、専門性と実践力を高めていく。

多様な視点で学ぶ経済学

社会問題を「経済学」と「道徳」の視点から分析

伝統的な経済学では「人々は合理的(利己的)な行動をとる」ということを前提としていますが、行動経済学など不合理な「人の心(利他心)」を取り入れる試みもあります。利他的な行動が企業や社会の利益につながるケースがあることが、研究によって明らかになっています。
本学の創立者・廣池千九郎が提唱した「道徳経済⼀体」理論は、まさにそれを経験的に証明したものでした。
本学部では、伝統的な経済理論(クールヘッド)と道徳(ウォームハート)を結びつけた" 血の通った経済学" を学ぶことができます。

身についた経済学の実力を客観的に把握

経済学が扱う研究テーマは「何でもあり」です。ただし、専門分野に足を踏み入れるには基礎的な経済学の知識が求められます。本学部では「経済学検定試験(ERE)」を団体受験し、それぞれの学生が客観的に自分の実力を把握します。就職活動での自己アピールや公務員試験対策にもつながります。

授業紹介

公務員試験対策にも有効。

ミクロ経済学
森田 龍二 助教
「なぜか」や「たとえば」。
身近な例で理解を深める。

標準的なミクロ経済理論の理解が目標。市場において、財の価格の決まり方、価格の果たしている役割を学ぶことで、たとえば、消費税増税や円高など現実の問題に対する見方も鋭くなります。また、論理的思考力が養われ、公務員試験や経済学検定試験(ERE)の過去問なども素材にするので、就職活動・試験対策にも有効です。

分析という武器を手に⼊れる。

入門計量経済学
池川 真里亜 助教
数学が苦手という学生こそ
受講してもらいたい。

計量経済学の入門には、慣れることが近道。2〜3人のグループごとにテーマを設定し、実際にデータを収集・分析し、結果を発表する中で、データ収集や分析のコツ、推定結果の読み方を学びます。最初「数字」に躊躇している学生も、因果関係を数値で分析する手法が身につき、物事の見方に広がりが見られるようになります。

ほかの経済学とは少し異なる視点を。

経済倫理
大野 正英 教授
公共性や利他性など、
近年特に注目が集まっている領域。

格差問題、市場と政府の関係、財政赤字、SDGsなど多様な経済問題を取り上げ、その背景にある倫理的問題や価値規範などについて、経営、政治、社会、環境など幅広い領域と関係づけ複眼的に考えていきます。
倫理や道徳について考えるということは、⾃分自身の価値観をも問うこと。深い学びへの良い機会となると思います。

目指せる資格/職業

目指せる資格

TOEIC® /ファイナンシャル・プランニング技能検定3級・2級/経済学検定試験(EREミクロ・マクロ)/日商簿記検定試験3級・2級・1級/ ITパスポート/基本情報技術者試験/ネットワーク接続技術者全種/情報セキュリティマネジメント試験/ MOS(Microsoft Office Specialist):スペシャリストレベル・エキスパートレベル/ MTA(Microsoft Technology Associate):マイクロソフトテクノロジーアソシエイト/ QC検定3級/スポーツリーダー/アシスタントマネジャー/認知症予防ファシリテーター2級/レクリエーション・インストラクター/BLS(⼀次救命処置)/スポーツ・レクリエーション指導者/ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)/統計検定試験3級・2級/ Python3エンジニア認定基礎試験/経営学検定試験

進路のイメージ

公務員(都道府県・市区町村・警察・消防)、商社、メーカー、銀行、証券、建設・不動産、ホテル、旅行、各地域の協同組合 など