経済学部 経済学科 経済専攻

観光・地域創生コース

地域や観光業が直面する
課題の解決に取り組む

コースの特徴

  • コースの特徴
  • 人口減少、超高齢社会、グローバル社会の中での地域のあり方や地域観光の課題を、経済学の視点から解決策を考えていきます。この先、定住人口は必ず減少するため、流入人口の最先端にある観光は、地域創生のための重要なテーマとなっています。ホテルなどの観光企業や行政(市役所など)と連携したアクティブラーニングの学びが豊富であり、社会のニーズや地域の課題を実際に現場に行って把握・解決策を導き出します。

    3つのポイント

    • 「観光」「地域創生」を経済学の視点でとらえる
    • データサイエンスを学び、証拠に基づいた分析力と問題解決力を身につける
    • 実践的な学びの場が豊富

4年間の流れ

  • 1年次(全コース共通)

    経済学を通じて社会のさまざまな課題を発見

    1年次は経済学の基礎を学びながら、論理的思考力や統計学にもとづく分析力を身につけていく期間です。過去・現在・未来のあらゆる社会・経済問題について、その原因や解決策を経済学から論理的に考えます。

    参考授業

    入門経済学、基礎ゼミナール、統計学基礎

  • 2年次

    地域を活性化させる施策を、フィールドワークを通じて立案

    産官学連携して、流入人口の増加につながる方策を、フィールドワークを通じて検討していきます。行政や企業と積極的にコミュニケーションして、自分たちのアイディアを評価していただき、実践するための課題を明確にしていきます。

    参考授業

    基礎専門演習 A/B、観光ホスピタリティ論

  • 3年次

    地域創生の実例を通じて、観光と地域創生の連動性を学ぶ

    自国の地域創生の過去と現在を比較し、現状を分析しながら、地域創生における観光産業の伸びしろを模索します。各地域の観光資源の発掘・創造を目標に、成功した事例を参考にしながら、経済学的に観光と地域創生の関係を学びます。

    参考授業

    ゼミナール Ⅰ、観光経済学、地域経済学、観光ビジネス特論 A/B、コミュニティデザイン論、コミュニティデザイン演習、公共政策学、公共政策学演習

  • 4年次

    実践的な学びを通じて、地域創生への貢献を目指す

    観光資源を創造し、地域創生に役立てるフィールドワークを行います。これは産官学連携による実践的な取り組みです。この取り組みでは収支が発生するため、赤字が出た場合の対策を連携先と検討したり、自分たちの取り組みが地域創生に与えた影響などを考えたりします。これらの実践的な学びを通じて、観光産業を経済学的な視点で捉え、客観データを用いた分析を行います。

    参考授業

    観光経済学、地域経済学、観光ビジネス特論 A/B、コミュニティデザイン論、コミュニティデザイン演習、公共政策学、公共政策演習

授業紹介

  • 基礎専門演習

    基礎専門演習

    担当:山川 和彦 教授/欧阳 君顔 助教

    頭と体を動かして現実の社会課題の解決に取り組む授業です。観光資源や地域的資源と地域経済・経営との結びつきを学び、地域創生のあり方を考えます。また、日本のサブカルチャーの海外発信の発想と仕組みを理解し、連携企業への企画・立案も行います。

  • 観光経済学

    観光経済学

    担当:籠 義樹 教授

    観光は体験を楽しむ「コト消費」の代表例であり、高齢化社会に悩む地域創生につながる伸びしろが大きい業種です。この授業では、観光の経済的な影響をデータを使って分析し、観光産業が経済全体や地域活性化、その他の産業にどのように関わるのかを理解します。また、エコツーリズムやインバウンド観光など、現代の多様な観光のあり方についても学びます。

  • 観光ビジネス特論 A/B

    観光ビジネス特論A・B

    担当:籠 義樹 教授/小野間 史敏 講師/殿木 達郎 講師/平野 直之 講師/小杉 茂 講師

    地域創生を行うには、「3つのモノ」が必要とされています。ワカモノ、ヨソモノ、バカモノです。中でも特に大切なのは、バカモノと呼ばれる面白いことを考える人です。この授業は集中講義で行い、ユニークな発想を持つ非常勤講師を迎えて、授業を行います。このような講師から得られる着想に刺激を受けて、有益な学びに繋げます。

学⽣インタビュー

このコースを選んだ理由は?

地元・三郷市の地域活性化に貢献したいと考えたのが理由です。新三郷駅周辺は大型商業施設で非常に活気がありますが、私の住むエリアは静かなベッドタウンで、同じ市内でも賑わいに格差があると感じてきました。この課題を解決するヒントを学びたいと思い、本コースを選択しました。将来は金融機関で働き、資金面から地域を支えたいと考えているため、現場のニーズを的確に捉える視点を養いたいと考えています。

特に力を入れて学んでいることは?

「どうすれば街を活性化できるか」という実証的な分析に注力しています。具体的には、流山市の特産である「みりん」を広めるため、実際に現地のみりんミュージアムを訪れ、伝統産業を活かした観光振興の実態調査を行いました。単なる見学ではなく、歴史的資源を現代の集客にどう結びつけるか、地元の人の想いをどう経済価値に変えるかを分析する面白さを実感しました。現場で得た「生の声」を大切にしながら、将来の金融実務でも役立つ地域分析のスキルを磨くことに励んでいます。

学⽣インタビュー
鈴木 悠斗 3年/埼玉県立草加高等学校出身

取得できる資格

TOEIC®/ITパスポート/基本情報技術者試験/Python3エンジニア認定基礎試験/(公財)CG-ARTS協会 Webデザイナー検定 ベーシック・エキスパート/(公財)CG-ARTS協会 マルチメディア検定 ベーシック・エキスパート/MOS(Microsoft Office Specialist)/日商簿記検定3級/統計検定試験3級・2級/ファイナンシャル・プランニング技能検定3級・2級/経済学検定試験(EREミクロ・マクロ)

⽬標とする進路

公務員(都道府県・市区町村)、メーカー、商社、金融、IT、物流、建設・不動産、旅行・観光、各地域の協同組合、地域コーディネーター、国際公務員、グローバル企業など