観光・地域創生専攻
経済活動としての観光を多面的に学び、地域活性の方法を考えます。
経済学の知識を学んだ上で、現実の課題に取り組むワークショップを豊富に実施。
「理論と実践」で学びを深めていく、新しく誕生した専攻です。

学びの特色

もしもあなたが、地方の市町村長だったらどうするか。
経済学の理論を基盤に、観光と地域活性の方策を考える。

「観光」という経済行為を活用して、より良い社会づくりを考える。

この専攻では、観光を旅行業やホテル業といった個々のビジネスでなく、ひとつの大きな産業・経済行為としてとらえ、「ある取り組みは、どれだけの経済効果を生むか」を論理的に考えていきます。もしあなたが地域活性担当の市町村職員だったとしたら、やみくもに策を打つのでなく、理論に基づいた合理的な施策を実施しなければなりません。限られた予算を最大限に活かす方法や、データの正しい読み方など、経済学の視点で観光を科学的に考えていきます。

まずは経済学の基礎をしっかりと学び、3年次から専門領域へ大きく踏み出す。

1〜2年次は、経済専攻の学生と一緒に経済学の基礎を学びます。国や地域の経済はどんな仕組みで動くのか、社会の見方の基盤を養います。あわせて現代の観光ビジネスの概要や、地域の課題を理解するための入門的な学習を行います。それらの知識を踏まえ、3年次からは「公共経済学」「観光経済学」「コミュニティデザイン論」など、観光や地域活性化に直結する分野を学びます。実社会の事例を教材として、成功や失敗の原因を論理的に把握していきます。

地域や企業とのコラボレーションも実施。現実にぶつかりながら課題解決力を養う。

理論的に正しい施策が必ず成功するとは限らないのが、「生き物」である経済学の難しいところです。この専攻では、地元の柏市や県内外の企業から具体的な課題を提示してもらい、学生が自ら調べ、考え、解決策を提示する機会を豊富に用意しています。普段は意識していない課題に対して、強い関心と問題意識を持つところからスタート。企業とメールをやり取りする際のマナーからプレゼンテーション、厳しい評価まで、貴重な経験を積むことができます。

4年間の学習の流れ

経済学の基礎から出発し、実践的な観光・地域政策へと学びを進める。

4年間の学習の流れ 観光・地域創生専攻

Focus on! 【観光・地域創生専攻】

1年次からスタートする多彩なPBL(課題発見解決型)学習の授業で現実社会と向き合い、「理論」と「実践」をつなげる。

本専攻の大きな特徴は、具体的な社会課題に取り組むPBL(課題発見解決型)学習の授業や取り組みが豊富に用意されていること。1年次から参加できる、地元・柏市等と協力した様々な地域連携実習をはじめ、観光経済学や公共政策演習などの授業、そして自身の課題に取り組むゼミナールまで、多様な観点から観光と地域創生の現実に向き合います。経済の理論と実践をつなげることで、社会に出ても役立つ高度な問題解決力を身につけられます。

観光・地域創生専攻

ゼミナール

「動物駅長による地域活性化効果」を調査
映画にもなった秋田犬の駅長「わさお」に興味を持ち、成功例として知られる2例を取り上げ、人口やイベント回数の増減など様々な数値を比較しました。すると、似た条件の他自治体より人口減などが若干少ないことが確認できました。また一時的なブームでなく、継続により人々に浸透することで効果が出ることも発見。地道な調査で苦労もしましたが、積み重ねが成果につながることを学べた経験でした。
入澤 英玲菜
  • 入澤 英玲菜
  • 経済学科 2019年卒
  • 埼玉県立三郷北高等学校出身

空き家プロジェクト

観光・地域創生専攻

授業紹介

授業紹介1

地域資源を活用し観光地を創出。

【公共政策演習】

手賀沼の魅力を高め、広域集客へ向け効果的かつ実現可能な施策を企画する。

学生が仮想自治体の職員となり、柏市と我孫子市にまたがる手賀沼および周辺エリアを、「自分たちが行きたい場所」もしくは「地域外の人が行きたくなる観光地」にする施策を考えるような演習型の授業です。授業の前半は手賀沼の基本情報を収集した上で現地調査を行い、手賀沼の魅力を紹介するコンテンツを作成。そこで得た問題意識をもとに、後半に手賀沼活用の施策を企画立案し、プレゼンテーションを行います。2012年度から受け継がれている授業で、過去の案に負けない自由でユニークな提案を期待します。

髙橋 秀樹 特任教授
  • 髙橋 秀樹 特任教授

授業紹介2

成熟社会の地域経営を考える。

【公共政策学】

公共政策の企画立案と内容を学び社会で活きる事業企画力を身につける。

実際にシンクタンクの研究員として取り組んだ大規模「農業公園」プロジェクトを紹介し、企画立案プロセスや具体的なコンテンツに触れてもらう授業です。人口減少により、今後日本ではあらゆるマーケットが取り合いになり、事業企画力のさらなる向上が必要となります。授業前半は成熟社会における地域経営の重要性、全国における様々な取り組みなどを解説。後半に実際のプロジェクト内容を詳細に紹介し、公共政策立案の理解を促します。あらゆる仕事に活かせる、高度で実用的な授業です。

髙橋 秀樹 特任教授
  • 髙橋 秀樹 特任教授

授業紹介3

経済学の視点で観光を考える。

【観光経済学】

貴重な成長産業の観光サービスを正しく実践する知識を身につける。

「観光サービスを、経済学にもとづいて理解できること」および「観光サービスが地域経済に与える影響を、データにもとづいて検討できること」を学習目標とした授業です。授業では、観光における需要と供給をミクロ経済学の視点でとらえ、観光サービスが地域に与える経済的影響をマクロ経済学の視点から考えます。また授業の1/3は演習とし、観光サービスの実際を学生自身が調査します。今後も成長が期待できる貴重な産業である観光を、地域経済に合った形で展開するための基礎力を身につけます。

佐藤 仁志 教授
  • 佐藤 仁志 教授

在学生の声

学外調査やプレゼンテーションのおかげで驚くほど積極的に変身しました。
  • 増田 彩菜

    増田 彩菜
    経済専攻 4年
    愛媛県立南宇和高等学校出身

  • 髙橋先生のゼミナールで、地域政策や地域活性化をテーマに勉強しています。先生は私たちと真剣に向き合い、的確でわかりやすいアドバイスをくださるので、調査・研究とはどのように進めるべきなのか、しっかりと学ぶことができました。高校時代、私は人前に立ったり自分から行動したりすることがほとんどありませんでした。しかし、ゼミナールや授業で何度も発表を経験し、学内のプレゼン大会にも参加。馬術部の部長を任されるなど想像もしなかった体験を重ねて、自分でも驚くほど積極的になり、視野も大きく広がりました。元々地域問題に興味があり、公務員志望で麗澤大学に進みましたが、様々な授業を通じて「日本文化を守り、伝える仕事」に関心を持つようになり、着物や旅館などにも興味を感じ始めています。キャリアセンターの講座にも積極的に参加し、大学で学んだことを社会に役立てたいと思います。

私の履修科目〔3年次/前期〕

mon tue wed thu fri
1 地域経済学
2 公共経済学A 財政学A
3 公共政策学 コミュニティデザイン論
4 ゼミナール Ⅰ コミュニティデザイン演習
5 キャリア形成入門

麗澤大学のここがポイント!

社会の、実際の課題に取り組める!

髙橋先生の授業で、柏市と我孫子市にまたがる手賀沼の活性化を考えました。この課題には麗澤大生が代々取り組んでおり、いかに独自で実現可能な案を出すか、苦労しました。ほかにも柏市が実際に抱える問題に取り組むなど、現実を相手に学ぶ機会が多く、非常に勉強になります。

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