お知らせ
【開催報告】 新しい高大連携事業のカタチ
完全オンラインで千葉北高等学校とSDGs Projectを実施
千葉北高等学校と麗澤大学国際学部は、2020年11月~2021年3月の5か月間を通して、高大連携事業SDGs Projectを実施しました。コロナ禍で対面での開催が難しい中、Zoomを活用し、完全オンラインで新しい高大連携事業のカタチを確立することができました。
本事業は、千葉北高等学校の1年生80名を対象とした、英語の授業内での探究活動として取り組みました。
"What can we do for our future?" というテーマのもと、本学は以下の形で連携、実施しました。
1.SDGsとは何か? 本学国際学部 松島正明教授による講義
SDGs Projectの導入として講義を行いました。SDGsの17の目標や、「自分事」として世界共通の課題に取り組む必要性を生徒へ伝えました。講義を受けた生徒は、教科書のレッスン内容とSDGsの17の目標と関連づけて課題を取り上げ、「解決に向けて何が出来るか」を冬休み期間中にまとめました。
松島正明教授のプロフィールはこちら
2.中間指導 松島正明教授によるフィードバック
生徒の解決策に対しフィードバックを行いました。改めて問題の原因を深く考える必要性や課題分析の手法などを伝えました。
3.英語によるプレゼンテーションコンテスト実施
高校で選抜された6名の代表生徒が英語によるプレゼンテーションコンテストに挑みました。
本学国際学部から内尾太一准教授、ヨネスク、マグナレーナ准教授が審査員として参加させていただき、プレゼンテーション後は各生徒と英語で質疑応答を行いました。
4.表彰式
6名の代表生徒に対し、本学国際学部より表彰状を授与しました。
今回のSDGs Projectを通じて、千葉北高等学校の担当教員からは、コロナ禍で留学や外部との連携が出来ない中、オンラインを活用したこの取組は、「生徒にとって、とてもよい刺激なった」と感想をいただきました。
また、生徒からも、「SDGsについて興味を持てた」「自分が地球の為に何ができるかをしっかり考えたい」などと頼もしい声も多く聞かれました。
千葉北高等学校ホームページ、高大連携事業の紹介ページにも、今回のプロジェクトについて紹介されています。こちらも併せてご覧ください。

表彰式の様子