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2023.04.04

【開催報告】高校生対象"English Workshop at Reitaku University"を開催

 2023年3月26日(日)本学の校舎「あすなろ」2階のiFloor (International Floor) にて、高校生対象 "English Workshop at Reitaku University" を開催しました。

 本イベントは、本学で英語教育を推進する専門センターCEC (Reitaku Center for English Communication)に所属する、世界中から集まる語学教育のエキスパートであるグローバル教員たちが、比較的易しい英語で、楽しみながら英語学習のコツを知ってもらうことを目的に、高校生、受験生を対象として実施しているプログラムです。

 当日は、あいにくの雨模様にも関わらず、高校1年生から3年生までの42名もの高校生の皆様にご参加いただき、ワークショップは大盛況のうちに終了しました。

 以下、当日のワークショップの様子をお届けいたします。

Opening

  • English workshop 1.jpgのサムネイル画像 右側 Kristie Collins先生 左側 Colin Mitchell 先生
  • ワークショップに参加する高校生が、iFloor (International Floor) に集まり、オープニングが始まりました。

    オープニングは、司会進行役のKristie Collins先生Colin Mitchell先生の挨拶から始まりました。その後、当日のセッションを担当する先生たちの自己紹介と本学の学生サポートスタッフの紹介が行われました。

  • English workshop 2.jpgのサムネイル画像Paul Chris McVay 先生
  • スペシャルスピーカーには、NHKラジオ英会話で講師を務めるPaul Chris McVay先生が登場!

    自然な英会話をするには、感情を込めることがとても重要であると話し、実際に高校生たちが英会話の例を用いて、自然な会話を練習しました。

    会場内は活気と笑いで溢れ、参加者の皆様が打ち解けたところで、いよいよAコース・Bコースに分かれてセッションが開始されました。

Session1

  • ジャーメイン先生.jpgのサムネイル画像
  • Aコース
    "Striking up a conversation"
    (自己紹介だけじゃない!会話を始める楽しいコツを実践)
    Bladimie Germain先生

    初めての人と英語で会話をする際に、いつも定型の自己紹介文を利用されていませんか?4つの例を用いて、どの会話が一番自然なのかを高校生たちがペアになり考えました。服装やその人が身に着けているものに関して、会話で触れると自然な会話を始めることができると先生は語ります。実際に高校生たちが会話を始める練習にチャレンジしました。

  • コリン先生.jpg
  • Bコース
    "Maintaining Conversations: Follow Up Questions"
    (会話を続けるコツ:応答の仕方について学ぼう!)
    Colin Mitchell先生

    このセッションでは、同じテーマで会話を続けるコツを学びました。会話を続ける際に、「What」「Where」「Who」「Why」などの疑問詞を利用して返答すると会話が広がっていくとして、ルーレットで指定された疑問詞を使って、ペアーで会話の練習を行いました。途中ペアを変えながら、色々な疑問詞での質問に挑戦。参加者同士、積極的に会話する姿が見られました。

Session2

  • ストラック先生.jpg
  • Aコース
    "English Backchanneling for Natural Communication"
    (英語の相槌をマスターして、ネイティブっぽく話してみよう!)
     Andrew N. Struc 先生

    会話をスムーズに行うには、世界共通で相槌が欠かせません。日本では、「へー!」「すごい」「やばい」など様々な表現がありますが、英語ではどうでしょうか。 "Wow" "Nice" "Cool"など便利な英語の相槌表現を使って、自然なコミュニケーションを目指しました。



  • シーマス先生.jpg
  • Bコース
    "Reading to Learn"
    (楽しく読むことで、テストの点数UP!? 読解と単語力を増やすコツ)
     Seamus Johnston 先生

    このセッションでは、リーディングのコツについて学びました。本を読む前に、概要をしっていると読みやすくなるとしたうえで、参加者と一緒に、本の表紙から、内容について推察する試みを実施しました。また、英語学習者用の多読本を紹介し、自分のレベルに合わせて英語で本を読むと良いなど、具体的なポイントについて様々な例を交えながら楽しく英語での読書について学習しました。

Session3

  • ウォン先生.jpg
  • Aコース
    "How to sound polite in English?"
    (丁寧な英語表現~"please"は実は失礼?)
    E Von Wong 先生

    英語で何か依頼する際に、"please"という表現を使うことが一般的ですが、時には失礼にあたることがあります。強い要求に感じてしまったり、親しい仲では距離を置かれていると感じてしまうことも。 "May I ~" "Do you mind if I ~"など、pleaseを言わなくても、丁寧に依頼できる表現を伝授しました。

  • ホワイト先生.jpg
  • Bコース
    "What's That Thingy? Strategies for When Words Fail"
    (英語であの言葉なんて言うんだっけ?言葉やフレーズが分からない時の切り抜け方)
    Chelanna White 先生

    このSessionでは、言葉がすぐにでてこない時に、どのように説明するかについて学びました。参加者同士でグループに分かれて、名前のわからない道具(レモンを絞る際に使用する道具や、液体を分ける際に使用する道具など)についての説明を考え、その説明がどの道具を指しているのか全員で推測しました。更に道具によっては、英語圏でもイギリスとアイルランドで名前が異なる等、国によっても呼び方が違う事も学びました。

保護者向けプログラム

  • マクヴェイ先生.jpg
  • 最初に、大学入試課職員による「大学・学部説明会」を実施しました。本学に初めてお越しいただいた保護者の皆様向けに、本学の特徴や学部での学びについての説明を行いました。

    その後、Paul Chris McVay先生による保護者向けの特別講演を行いました。講演では、本学の英語スキルが高い学生向けの授業である「Top Level English」や、課外活動団体である「麗澤模擬国連団体」の活動について話しました。

Meet&Greet

閉会式後は、参加者全員と教員、学生スタッフとの交流会を行いました。最初は緊張していた参加者の皆さんも、セッションを通して新しい友達ができ、会場は賑やかな話声と楽しそうな笑顔で溢れていました。

  • meeting.jpg
  • 集合写真.jpg

次回は、9/17(日)にEnglish Workshopの開催を予定しています。 たくさんの皆さまのご参加をお待ちしています。