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学生生活
2023.08.15

【開催報告】英語劇グループ前期公演『The Sleeping Beauty』

 約90年の歴史を持つ課外活動団体「英語劇グループ」は、7月1日(土)に2023年度前期公演『The Sleeping Beauty』(脚本:ギャビン・バントック名誉教授、監督:マーウィン・トリキアン教授)を開催しました。

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 今年度から英語劇グループに加入した3名の新メンバーは初めての演劇で一人二役を演じ、上級生にとってはこれまで英語劇グループを支えてきた先輩学生が卒業してから初めての公演であり、出演者全員にとってチャレンジの多い公演でした。そのような中、皆で支え合って迎えた当日でしたが、英語劇を楽しみながら、最後まで生き生きとした演技をすることができました。

 観客の方々からは終演後、「演劇初心者の方が多いと聞きましたが、緊張している様子も出ず堂々と演技だった」「キャラクター一人一人愛嬌があって、存在感があった。一つ一つの大道具、小道具、衣装の作りこみも細かく、圧倒されました」と温かいコメントと拍手が送られました。

 『The Sleeping Beauty』のあらすじと、出演者の感想は以下よりご覧ください。

あらすじ

イギリスの王様とお妃様が、娘であるオーロラの誕生を喜んでいました。彼女の誕生日を祝うために、妖精たちは彼女に贈り物を授けますが、邪悪な妖精のブラックハート夫人はオーロラに呪いをかけてしまいます。彼女が16歳になると、彼女はハサミで指を切って死んでしまうというのです。しかし、善の妖精であるウィズダムが手を加え、「指を切って死んでしまう代わりに、王子のキスで目覚めるまで100年間眠り続ける」と呪いを変えました。呪いから彼女を守るため、国中のハサミはすべて追放されてしまいました。16年後、オーロラは変装したブラックハート夫人に出会い、指を切って深い眠りに落ちてしまいました。時は流れ、宮殿もオーロラも忘れ去られ、森の中に隠されてしまいました。100年後、若い王子様と召使が隠された宮殿を見つけ、オーロラを目覚めさせます。彼らは結婚を計画しますが、王子様の嫉妬深い継母である女王様が、さらなる復讐を企むブラックハート夫人の変装した姿であることが判明します。なにか悪いことが起きそうです...

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出演者の感想

・今回は、新メンバーにとっても私たち上級生にとってもチャレンジの多い公演となりました。大変だと感じる場面もありましたが、本番メンバーが生き生きと演じている様子や、見に来てくださった方々からの温かい拍手やコメントを頂き、改めて英語劇の楽しさややりがいを感じることができました。

・私は、今回初めての演劇で一人一役というものをしました。王様とサーバントのキャラクターの差やセリフを覚えることが難しく、本当はとても緊張しました。劇中には、セリフや行動に対して観てくれた方々の反応がとても新鮮に感じ、とても楽しかったです。

・この前期公演はすべてのメンバーにとってかなりキツイものでした。新メンバーは英語での演劇が初めてであり、上級生は卒業していった先輩たちのように部活をまわすことができるのか不安も大きかったです。それでも、公演を終えてみると見に来てくださった方々からの温かいコメントや拍手を頂いて、今回このメンバーで公演を終えることができた喜びを感じました。

(作成者:英語劇グループ代表 藤原 優太