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2024.02.16|最終更新日:2024.02.21|

【実施報告】自主活動:ネパール・パグマティ県における衛生啓発プロジェクトの立案及び実施に向けた活動

自主企画ゼミナール「Be a Bridge!」は、2015年のネパール地震をきっかけに活動を開始しました。2016年の初渡航で環境面に問題があることを知り、活動方針を環境衛生啓発として活動しています。ネパールの小中学生に向けた環境・衛生啓発活動としてネパールで行う授業から渡航スケジュールまで学生が企画し活動しています。今回のネパール渡航の活動について江原 夏生さん(国際学部)より報告が届きましたので、ご紹介します。

現地のニーズを汲み取り、今回の渡航ではゴミ分別の授業をメインに行いました。ネパールでは、以前に比べ街のゴミは減ってきているものの、分別をする習慣がない状態でした。しかし近年ゴミの分別を促すような政策に切り替わったことを踏まえて、子供たちに分別の仕方と利点などを知ってもらう授業を行いました。ネパールの子供たちに、ネパールで起こっている環境問題を知ってもらい、ゴミの分別や手洗いを実際に一緒にやることで、少しでも問題解決に導けるような授業を心掛けました。
子供たちにゴミの分別の重要性を教えることで、さらなる環境問題への意識が高まり、ネパールの発展につながると思います。

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  • 2_IMG.JPG 授業の風景

ゴミ分別の授業以外にも、日本語紹介や折り紙、だるまさんが転んだなどの日本の遊びを行い交流を深めました。
また、前回の渡航を通して子供たちが学習を行うための文房具が十分にないことが分かり、本学で集まった文房具や学校訪問で理科室を作りたいが資金が集まらないと言われていたことから、本学で募金活動をした募金を理科室の備品購入費用として寄付をしました。
お礼として、ネパールの学校からメンバー、一人ひとりと大学に向けた記念碑をいただきました。
今後はネパールの学校で提供されていない情操教育の一環として、音楽や体育の授業を実施したいと考えています。

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文責・活動メンバー:国際学部 江原夏生(3年)、中村 ほのか(3年)、梅田 夏海(3年)、梅田 拓実(2年)、田代 彩華(1年)


※本活動は「麗澤大学後援会自主活動支援」として活動を支援致しました。