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教育・研究
2023.01.05

【開催報告】国際学部 基礎ゼミナール後期 大学1年生対象の「今、知っておきたい金融基礎知識」を開催しました。

麗澤大学国際学部 グローバルビジネス専攻 基礎ゼミナール(中村昭裕 教授 及び 内藤知加恵 助教の共催)後期 大学1年生対象の「今、知っておきたい金融基礎知識」が行われました。講師の先生は野村ホールディングス株式会社 ファイナンシャル・ウェルビーイング室からお招きしました。

「『18歳成年』になって変わること、変わらないこと」というテーマからはじまり、以下の5点をお話しいただきました。
1.金融の全体像と役割 直接金融と間接金融、家計の関係
2. 企業の資金調達の概要と多様化
3. 投資・運用のリスクとリターン
4. ライフプランと投資
5. 社会に出た後のお金の話

グループワークでは「資産」「ローン」「保険」の3つのキーワードから思いつく商品・サービスを学生が挙げ、ディスカッション後に発表する時間を持ちました。
日々のクレジットカードの正しい使い方、学生のうちから始められる貯蓄の知識、といった実生活にすぐ役に立つ情報から、投資の基礎、企業の資金調達の流れなど、将来金融をはじめとする様々な世界を目指している学生に有益なヒントまで、充実した内容が盛り沢山で、双方向に熱気にあふれた講義となりました。 


講義後、学生たちから寄せられた感想を2つ紹介します。

1.成年年齢が引き下げられたことで、銀行口座を早く開設し、金融に関わることに本格的に取り組めるようになりました。 講義を聞いて、まず税金などの基礎知識、自分の身の回りの金融を理解することから始める必要があると思いました。金融に関する知識は非常に複雑で、金融業界を目指すなら、まだまだ学ぶべきことはたくさんあるとモチベーションがあがりました。

 2.金融、お金などについての今回の講義は、思ったより知らないことが多く勉強になりました。まずローン、資産形成、保険についてなぜこのようなことが重要なのか、疑問をもちながら聞きました。金融は私が目指す世界であり、いわゆる夢のため、自由に人生を選ぶために金融の知識を必要としています。
企業の資金調達では、支出の目的に合わせて調達手段を選ぶようになること、事業の目的のためには多くの資金を必要とし、多様な株式や債券を購入するようになることを知りました。今、私は(日本に)留学中なので、これまで漠然としていたライフプランに関心を持つようになりました。
まず、目標を設定して、時間を決めたあと目的にむけて資金形成をすることとどんどん年齢を重ねていくうちに、どのぐらいお金が必要かとどのぐらい使うようになるかについて今回の講義を通じて考えるきっかけになりました。

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