経済社会総合研究センター 研究活動

2006年度 青少年の性的行動に関わる家族と他の諸要因:ベトナムにおける意識調査

プロジェクト内容

ベトナムは86年より市場経済システムの導入と対外開放を柱にした体制転換に取り組み、にかけて高い経済成長率を維持し、2004年現在一人当たりの国民所得が約490ドルに達している。90年代から04年しかしながら裏では、貧困格差の拡大、失業者の増大や汚職の蔓延等、生活様式の変化に伴う様々なしかしながら裏では、貧困格差の拡大、失業者の増大や汚職の蔓延等、生活様式の変化に伴う様々な生殖に関する健康の問題がある。このような状況下で、若年層における性行為、ならびに性と生殖に関する健康に影響を及ぼす諸要エイジャーにおける健全な性と生殖に関する健康の改善を図ることが求められている。こうした背景を中心に、若年層を対象に、親や家族が如何に若者に対して性感染症、避妊、妊娠、性的虐待等の性と生殖に関する問題と取り組むべきかを明らかにするための意識調査を実施することを目的とする。なお、本研究の期間は2006年度~2008年度ホーチミン市の都市で意識調査を行うものとする。

プロジェクトメンバー

◎ラウ・シン・イー     国際経済学部・教授
 Pham Quynh Huong   ベトナム科学アカデミー
              社会学研究所・研究員