谷口 智彦
谷口 智彦 (TANIGUCHI, Tomohiko)
職名
特任教授
専門分野

・国際政治経済学
・安全保障
・ストラテジック・コミュニケーションズ

研究テーマ

・専門分野について先端的な動向をとらえ、日本にとっての意味合いを探ること

学歴

・東京大学法学部第三類 卒業

取得学位

・博士(安全保障)(拓殖大学)

受賞歴

・義塾賞(慶應義塾大学)

主要経歴

大学卒業後『日経ビジネス』誌記者、編集委員として20年を送る。その後、外務省に幹部採用。麻生太郎、安倍晋三両氏の演説起草者として過ごし、JR東海葛西敬之会長(当時)のもと同社常勤顧問。安倍第二次政権発足とともに総理官邸へ入り、内閣審議官、内閣官房参与として政権が終わる日まで外交スピーチライター。また慶應義塾大学大学院SDM研究科で正教授として定年まで勤めた。いま筑波大学特命教授、富士通フューチャー・スタディーズ・センター特別顧問など。

著書

・『安倍総理のスピーチ』 単著 文春新書 (2022.09)

学術論文

・ 『通貨燃ゆ: 円、元、ドル、ユーロの同時代史』 日本経済新聞出版 (2010.05)

その他

・特筆すべきこととしては、BBC、CNN、Al Jazeera Englishなど国際英語ニュース放送のニュース番組に、500回をゆうに上回る回数、ライブ出演をしてきたこと。同様にしてきた人として、本邦にはほかあと1人を数えるのみです

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

麗澤大学の教育研究方針についてよく知っていた安倍晋三元総理が存命なら、わたしが麗澤大コミュニティの一員となったことをきっと喜んでくれたことでしょう。と、そんなふうに、通算15年、安倍元総理の対外発信を手伝う栄誉に浴した者は、いまだに同総理のことを何くれと思い出す日々を送っています。授業はライブ感覚を重んじ、「一人として居眠りさせない」のを信条としています。筑波大学でもっている英語授業を受ける留学生(大学院生)たちが異口同音、語るところによると、わたしの授業は「生涯受けたなかで、いちばん面白かった」のだそうです。わかんないけど。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
あまり考えたことはありませんが、強いていうならやはり安倍元総理が常々自分に言い聞かせていた「Never Despair(決してあきらめない)」でしょうか。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
妻と東京一円を散歩します。東京くらいいろんな顔をもった都会は、世界にもざらにありません。この趣味にも、ですから飽きがこない。写真は下手ですが、機械としてのカメラは大好きです。散歩にはいろんなカメラを持ち替えて行きますが、被写体はだいたいかみさん。どんどん変わってしまったとはいえまだよいところを残す京都も好きで、年に数回は重いカメラをさげて行きます。あとは、カラオケでしょうか。令和8年を迎えたころ急にSEKAI NO OWARI(でピアノを弾く藤崎彩織が特に)好きになり、彼らの曲数曲がレパートリーに加わりました。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
世界の中心に行ってその空気に触れておきましょう。権力ならワシントン、金融ならロンドン、メディアならニューヨーク。若いうちなら安い旅行ができます。「こたつ学生」にならないで。韓国や台湾も悪くないけど、英語世界に早く身を投じてほしい。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
分厚い伝記です。特に英語で書かれたもの(またはその翻訳)。ミュージシャンや俳優の伝記でも、500ページくらいのものだったらぜひ読むといいです。歴史を面白いと感じるためには伝記から。例えばわたしはロックフェラーのことを書いた『Titan』など、持ち歩くと肩が凝るくらい重い英語の伝記を読んで、いろいろ教えられました。
Q6. 専門分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
経済記者として日米間の通商摩擦や通貨政策をめぐる格闘を取材したこと。ロンドンで3年送り、世界でいちばん古い外国人記者クラブの会長に選ばれた(アジア初)こと、などです。世界のしくみについて、強い関心が芽生えました。外務省に本採用されたのはその結果であって、専門分野について興味を抱いた「きっかけ」ではありません。
専門の研究は社会にどう活かされていますか?
思いがけず日本会議という団体の会長に選ばれました(令和7年)。日本で最も有力な保守系団体をリードする立場です。曇りのない世界把握がますます必要になりました。

麗澤大学の好きなところはどこですか?
自分が自分であることに誇りをもつことを重んじているところ、そして、およそナショナルなものを忌み嫌おうとする世情のなか、しごくまっとうな姿勢を貫いているところです。