このコラムVol.17は、学生相談室長期休暇イベント「アニメーションを語ろう.pdf」参加作で、２月開始のアンケートの対象です。

　お薦めアニメ　～『天気の子』新海誠監督，2019年劇場公開～

新海誠監督の2019年作品で、この年の興行収入1位のため、見られた方も多いかと思います。

音楽は前作『君の名は。』に引き続きRADWIMPSが担当。前作以上に新海誠監督とストーリーについての話し合いを重ねたとのことで、作品の世界観にとてもマッチしています。エンディングの「愛にできることはまだあるかい」というタイトルにもなっているサビのフレーズは、ストレートには言えない、微妙な感情が映像と共にイメージできます。

主人公の森嶋帆高に関わる編集者の須賀圭介（ちなみに声は小栗旬）の内面の動きに通じる気がします。謎が多く物語のキーパーソンになっていて気になる存在です。

警察からの逃走シーンなど、エンタメ要素も盛りだくさんですが、ヒロインの天野陽菜の弟で恋愛経験豊富な小学生の凪くんが良い味を出していましたね。テルテル坊主のかぶり物も可愛かったです。

推薦者：教職員　W.Y.さん