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学生相談室コラムVol.21 -ストレス解消できるお薦めアニメ⑤ /
春高バレー宮城県予選の天王山を描いた作品
このコラムVol.21は、学生相談室長期休暇イベント「アニメーションを語ろう.pdf」参加作で、2月開始のアンケートの対象です。
お薦めアニメ ~『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(第3期:原作マンガでは17-21巻)』/ 2016年作品、監督:満仲勧~
私のイチオシのアニメは、古舘春一さんの漫画が原作の「ハイキュー!!」です。これは、とある宮城県の高校のバレーボール部を舞台にしたスポ根ものですが、卒業後に一部の元生徒が、プロバレーボーラーになるまでを描いていて、とてもスパンの長いアニメになっています。バレーボールは、日本語でいうと"排球(ハイキュー)"であることから、このタイトルになったものと思います。
なかでも、主人公の通う烏野(からすの)高校と、絶対王者である白鳥沢学園(しらとりざわがくえん)高校戦を描いた「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」は、スポーツと青春、汗と涙がいっぱいつまっています。
全国屈指のスパイカー牛島若利(うしじま わかとし)を擁する王者・白鳥沢学園を倒し、全国大会出場をめざす烏野高校。テレビシリーズの第3期にあたるこの決戦を描いた物語のキーマンは、烏野高校のミドルブロッカー月島蛍(つきしま けい)。それまで部活動に熱を入れきれなかった月島が、「たかが部活」と思いながら、バレーに情熱を傾けて、持ち前の知略を巡らせながら、好きなことに積極的に変わっていく様に感動すら覚えます。月島くんが親友・山口との葛藤と確執を乗り越えていく経過には、青春の甘酸っぱい落涙が必須です。
この物語を通しての主人公は、ちなみにパッショニストの日向翔陽(ひなた しょうよう)といいます。
なお、このアニメは、日本のバレーボール界にも少なからず影響を与えております。原作の連載が終了したときは月刊誌『バレーボール』に特集が組まれ、このアニメを実戦に落とし込んだらどうなるかYouTubeにも多くの動画がUPされています。
日本人は昔からスポ根が好きですね。古くは「巨人の星(野球)」等...。ご多聞に漏れず、「ハイキュー!!」、これも名作間違いなしです。
ちなみに、私はこのアニメのお蔭で、警視庁に男子バレーボールチームがあってVリーグに所属しているのを知り、密かに応援しています。おまわりさん、がんば!
※氏名には、敬称を略しました。
推薦者:教職員 K.T.さん