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2023.12.01

【学生の活躍】トイレ産業展2023で研究発表体験

 ダイバーシティ&インクルージョンをテーマに研究している、国際学部グローバルビジネス学科の内藤 知加恵ゼミ。2023年11月、東京ビッグサイトで行われた「トイレ産業展」に参加しました。昨年は、ゼミ生が日野興業様のブースで社会人体験をさせていただきましたが、今回はなんと研究発表の機会をいただきました。

 今年の3年生は、性の多様性について研究を始めたところです。「自分たちを含めた若者は、LGBTQ+の方に対してどれくらいインクルーシブ(包摂的)なんだろう?」そんな素朴な疑問をきっかけに、議論を重ね、ジェンダーレストイレ(オールジェンダートイレ)という切り口を見つけ出しました。調査は3年生が中心となって進めましたが、4年生もディスカッション、ポスター制作、プレゼンで強力にバックアップしました。

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 日本の若者のジェンダーレストイレへの意識とはどのようなものかを探索するため、調査・分析をし、ポスターとして仕上げました。限られたサンプルサイズではありますが、ジェンダーレストイレが大学や職場に設置されることについて若者はどう思うのかを調査し、分析しました。さらに、日野興業様のブースでミニセミナーをさせていただくことに!実は、ゼミ生が学外で研究発表をするのは初めてということで、皆ドキドキ・・・

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 緊張は最高潮に・・・

 全員が力を合わせてプレゼンを進めます。進行するにつれて、足を止めて下さるお客様も増えてきました。

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 今回はスペシャルゲストとして、株式会社LIXILの日野晶子様にご登壇いただきました。

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 性自認に関わらず誰もが利用しやすいトイレのあり方についてご研究されている、日野様に発表をお聞きいただき、学生からの質問に答えていただきました。

参考:「LIXILパブリックトイレラボ」

 ジェンダーレストイレではなく、オールジェンダートイレと呼ぶのはなぜか、開発のきっかけはどんなものだったのか、また、今後の調査への提案をいただきました。まだまだ未熟な研究に、丁寧に向き合っていただき、本当にありがとうございました。また、このような場を設定してくださった日野興業様にも感謝いたします。

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 いろんなトラブルがありながらも、学生だけで発表をやり遂げたことは、大きな自信になると思います。芽生えたばかりの研究の種を、大事に育てていってもらえたらうれしいです。

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