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経済学部・近藤明人教授がクオリティフォーラム2023に登壇! ー 学生たちの新たな挑戦が始まる
2000年から続く「クオリティフォーラム」では、品質に関する多様な事例が発表されています。2023年度のフォーラムは、特に豊かなプログラムで、SDGs(持続可能な開発目標)とグローバル調達管理の新たな視点を提供しました。
特筆すべきは、10月25日に行われた本学経済学部の近藤明人教授による「バリューチェーン・マネジメント」セッションです。SDGs(持続可能な開発目標)に焦点を当て、グローバル調達管理の重要性について深く掘り下げました。近藤教授の講演は、実践的なSDGs経営の戦略を明確にし、参加者に大きな影響を与えました。
近藤教授の指導を受けた学生たちの中で、特に注目すべきは、近藤ゼミの学生が提案した規格外のバナナを活用したバナナビールのプロジェクトです。このアイデアは、日常の小さな気づきから始まり、バナナ農家の社会的課題に光を当てました。地元の醸造所や企業、専門家との協力を通じて、試作品の完成に至りました。
本学も、SDGsに向けた重要なステップを踏み出しています。SDGsフォーラムの定期開催やサステナビリティ推進機構の設置は、学生たちが社会的責任とサステナビリティの重要性を理解し、実践する場を提供しています。これらの活動は、学生たちにとって貴重な学びの機会となっています。
また、2023年度から本学の教育理念を取り入れた「SDGsと道徳」という科目を設置しており、2023年12月2日には柏市地域のサステナビリティを実現する柏麗花火大会を学生主体で開催するなど、年々、SDGsへの取組みが加速しています。
以上の通り、近藤教授の講演と学生たちの取り組みは、品質管理とサステナビリティの融合による新たな時代の幕開けを告げています。学生、教育機関、地域コミュニティが協力し合い、これらの課題に真剣に取り組むことが、私たちの未来をより良いものに変える鍵となると願っています。
教員プロフィール
近藤 明人(こんどう あきひと)
麗澤大学経済学部教授。経営学部設置準備委員長。専門分野は経営管理論、ファミリービジネス論、環境経営論、行政経営論。 東海大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士課程終了。卒業後、実家のファミリービジネスの経営に携わるとともに、ISOマネジメントシステム審査員や経営コンサルティグなど、経営の実務を経て現職。
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近藤教授に関する特別対談記事はこちら
2024年春、麗澤大学は新たに経営学部の新設を予定しています。そこで今回は専門家として、東京大学大学院経済学研究科・経済学部の柳川範之教授、株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長の小宮山利恵子先生(麗澤大学客員教授)をお招きし、麗澤大学経営学部設置準備委員長の近藤明人教授と対談を行いました。