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教育・研究
2021.07.21

オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン
2021年度総会・総会記念イベントで本学教員と職員が実践報告

 本学 外国語学部 花田 太平准教授本学の障がいのある学生のサポート窓口であるCDS(Center for disabled Students)職員の半田タユ美氏は、6月27日(日)に開催された オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)2021年度総会記念イベントにおいて、「オープンダイアローグの教育的展開~大学の現場より〜」と題し、実践発表を行いました。

 オープンダイアローグ(開かれた対話)とは、フィンランド西ラップランド地方で開発されてきた精神科医療のアプローチです。薬物治療を行わずに良好な治療成績を上げていることから、現在、この手法が国際的な注目を集めています。ODNJPはオープンダイアローグに関する情報提供や研修を行い、日本における質の高いオープンダイアローグ実践の普及に貢献することを目的とする研究ネットワークです。(ODNJPの公式サイトより)

 花田准教授と半田氏は、2020年度第1学期に開講された※自主企画ゼミナール「公共性をめぐるオープンダイアローグ:当事者研究と社会包摂の視点から」および、2021年度からスタートした専門ゼミナール「批評理論と現代社会:メディア・ナラティブ・ダイアローグ」において、当事者研究やオープンダイアローグを取り入れた授業を展開しています。
学生が学びたいテーマを見つけ、学生が自ら指導教員を選び、教員の助言を受けながら学習計画を立て、その計画に従って進めていくゼミナール制度

 これまで大学組織は学生のニーズに対して、教員・職員・部署別と縦割りに対応してきたことに対する反省から、近年の学生相談・学生支援は新たな恊働・連携のあり方を模索しつつあること、また、オープンダイアローグ的な対話概念を横断的な教育プラットフォームとして活用することにより、当事者化する若者のニーズへのより柔軟で包括支援的な対応を目指した試みであることを実際の授業の様子を紹介ながら対話形式で報告しました。

 45分間にわたる発表と質疑応答では、大学、高校等の教育関係者を中心に取り入れたことの効果や課題ついて質疑応答がなされ、オープンダイアローグを教育に取り入れていくことに多くの賛同を得ることができました。

<関連情報> 

・半田タユ美(代表)、花田太平:日本学生相談学会学会推進研究:「授業における教員と障がい学生支援部門職員(学生支援士)との協働・連携による障がい学生サポーター育成の試み〜学生の成⻑過程における効果〜」(2021/4~2023/2)

・花田太平:日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C):「世俗化の神学的起源の再解釈:近世イギリスにおける「キリストの受難」と初期公共圏」(課題番号21K00094;2021/4~2024/3)

尚、今回の研究は上記学会の助成を受けて取り組んでいます。

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