柏レイソルでのインターンシップ4年ぶりに再会

　スポーツビジネス専攻4年井上花野さん、3年棚澤海斗さんと杉田宥斗さんの3名が新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの再開となった柏レイソルホームゲームおよびファン感謝デーでのインターンシップに参加しました。これまで2017年2月に株式会社日立柏レイソル様と本学との教育連携協定締結以来、毎年、スポーツビジネス専攻（2017年は前身のスポーツマネジメントコース）の学生数名がインターンシップに参加し、プロサッカーの現場で、株式会社日立柏レイソル運営部の河原 正明 様、小野寺 健 様（本学OB）のもとホームゲームやファン感謝デー当日のイベント運営等を担わせていただきました。

　今年度は、最終ホームゲームとファン感謝デーにおけるイベント運営に携わらせていただきました。2023年11月25日三協フロンテア柏スタジアム（正式名称：日立柏総合グラウンドサッカー場）での最終戦には来場者13,400名（VIP含む）が集まりました。レイソルフロントスタッフ小野寺様（本学OB）のもと試合前にピッチ直近で見学できるピッチサイドウォーク、スタジアム来場者へのプレゼント抽選会、選手入場時ピッチ上でのイベントの一部をサポートしました。また、12月10日に行われたファン感謝デーでは、レイソルのトップ選手とファンサポーターが直接ふれあえるというイベントに運営スタッフとして参加させていただきました。前日の天皇杯決勝戦では熱戦を繰り広げ準優勝、当日は天候にも恵まれたこともあり、来場者数はなんと2,000人超と大盛況でした。なお、柏レイソルのインターンシップは、業務内容・累積時間により「インターンシップ（現場実習）授業（担当教員：大沼博靖教授、井下佳織准教授）」の単位が認定されます。

スポーツビジネス専攻新入生の導入授業でスタジアム訪問

　2023年4月6日、本学経済学部経営学科スポーツビジネス専攻新入生のために柏レイソルの柏スタジアムで導入授業を実施しました。午前中の導入授業プログラム後、午後からはスポーツビジネス専攻新入生全員と担当の大沼教授、井下准教授で柏スタジアムを訪問させていただきました。

　株式会社日立柏レイソルの河原様と小野寺様（本学OB）により、スタジアムツアーをしながらスタジアムの紹介、柏レイソルのフロントスタッフの役割や日本プロサッカーリーJ1リーグに所属している柏レイソルのチームについての紹介などをしていただきました。実際のトップ選手や現役社員が活躍する現場でのプロサッカークラブフロントスタッフの説明に耳を傾けました。フロントスタッフは、サッカークラブの営業や企画、広報などにおける運営や戦略的な決定を担当する役割を担っています。 具体的な業務内容はチームの財務経理や競技運営、チケット販売や物販、マーケティング戦略の立案や育成普及などが挙げられますが、大学の先輩でもある現役のスタッフから実践的なことからプロスポーツの価値やプロの現場で働くことの厳しさを肌で感じ、学生は気持ちが引き締まり、目標に向かって大学での学びをスタートしました。

授業「スポーツPBL」での柏レイソルからのミッション

　2年生スポーツビジネス専攻対象の春学期授業「スポーツPBL」（担当教員：寺本佳苗教授、江島顕一准教授）では、株式会社日立柏レイソル様よりミッションをご提供いただき、学生が課題解決型で学習を進めます。約４ヶ月チームでビジネスプランを練って、最後に新企画を柏レイソルにプレゼンテーションを通じて提案します。最終講義では、株式会社日立柏レイソルの河原様と小野寺様（本学OB）に大学授業へお越しいただき、学生へ直接、プロサッカークラブスタッフとしての実践的なご示唆をいただき、学びを深めました。