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教育・研究
2023.10.18

外国語学部山川和彦教授が台湾で講演

 このたび外国語学部山川和彦教授が「観光と地方創生ー滞在型観光と多言語対応」という演題で、国立台中科技大学、中国文化大学、真理大学、東呉大学で講演をしました。

  SDGsに関係する旅行行動、移住体験、アドベンチャーツーリズムなど観光のあり方が変化するなかで、外国人旅行者の地方への分散とそれに伴う言語対応、さらにはDXの展開により直接的なコミュニケーションが減少する状況などを紹介し、最後に地域語を観光資源とする提言をしました。参加した学生からは、AIと今後の観光のあり方や、日本で移住するならどこがいいかといった現実的な質問も出ました。

  台湾も少子高齢化が進み、大都市と地方格差があり、大学としても地方創生の課題に取り組んでいくことが重要になっているそうで、会場の先生方からは今回の講演が様々な点で示唆的であったと好評を得ました。

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 教員プロフィール

山川 和彦(やまかわ かずひこ) 麗澤大学 外国語学部 教授
筑波大学大学院修士課程地域研究研究科修了。研究テーマは「観光地における言語政策(多言語表記、語学人材育成など))」「観光
地と地域変容、地方創生(北海道ニセコ観光圏、枝幸町、沖縄県石垣市、群馬県みなかみ町)」「言語政策」。共著に「観光言語を
考える」 (くろしお出版)、「観光における多言語事情(くろしお出版)などがある。