国際学部 国際学科

国際社会・国際情報(ISI)専攻

溢れる情報を識別し、
世界を読み解く力を身につける

専攻の特⻑

  • 専攻の特⻑
  • 日々変化する国際情勢の動向や世界各地の事情を把握しながら、世に溢れかえる情報を選別し読み解く力、そして情報分析の方法などを身につけます。

    3つのポイント

    • 国際社会の動向や、国・地域の特徴を知る
    • 身の回りに氾濫する情報を選別し読み解く言語力(英語や日本語の実践的運用技術)を磨く
    • 分析・政策立案に取り組み・発信する力を養成

4年間の流れ

  • 1年次

    ​​国際社会の理解と発信力を養う​

    ​​国際情報学、国際社会論、地域研究の基礎などを学び、国際社会の仕組みや動きを理解します。あわせて、「基礎ゼミナール B/C」を通じて、自分の意見を発信する力や議論の進め方、企画立案・問題解決の実践的な方法を身につけます。​

    ​参考授業

    ISI基礎演習 ⅠA(国際情報学)、ISI基礎演習 ⅠB(国際社会論)、基礎ゼミナール C​

  • 2年次

    ​​国際情勢を読み解く分析力と洞察力の向上​

    ​​世界の文化や社会について学ぶとともに、国際情勢を深く理解し、洞察力を養います。そのために、さまざまな情報を分析する力を高め、知識や情報を論理的かつ批判的に捉える力を身につけることを目標とします。​

    参考授業

    ​​国際地域概論、ISI基礎演習 ⅡA(国際情報学)、ISI基礎演習 ⅡB(国際社会論)、安全保障論​

  • 3・4年次

    時事問題や国際関係を多角的視点で学び、自らの未来に活かす​

    ​​日本語や英語の新聞記事、ジャーナル、白書などを活用し、時事問題を分析する力を養います。また、世界各地の社会や政治に触れることで、さまざまな利害や力学が作用する国際社会を客観的に理解し、それぞれの強みや課題を説明できるようにします。さらに、その学びを自身の生き方や将来の目標に活かすことを目指します。​

    参考授業

    ​​Global Issues、World Affairs、世界地域社会論、国際情報分析上級​

授業紹介

  • 国際情報分析上級 A

    担当:阿部 亮子 准教授

    21世紀の現在、リベラルな国際秩序は崩壊しつつあり、世界各地に紛争やその火種があります。2022年にはじまったロシア・ウクライナ戦争は、第一次世界大戦と同様に消耗戦となり、米国がウクライナを支援し、他国にも影響が及んでいます。本授業では、『防衛白書』を読解しながら、ロシアのウクライナ侵攻、米国と中国の競争、南シナ海での領土を巡る対立など、日本が直面する戦略環境の変化を考察し、その後、日本の防衛体制について分析していきます。

  • ISI基礎演習 ⅠB

    担当:佐藤 裕視 講師

    政治・経済・外交・安全保障・地域情勢といった多岐にわたる国際関係分野の問題を、国際社会の構造から理解し、過去の出来事や時事問題を題材に基本的な概念や分析枠組みを理解していきます。メディアによって伝えられる国際情勢をより深く理解し、他者と議論するための国際情勢に対する理解力と洞察力を養い、国際人として必要な知識と「目」を養う授業です。

  • 国際秩序と国際活動

    担当:梅田 徹 教授

    国際法の体系の学習を通じて、国際法および国際法が機能する国際社会についての理解を深めていく授業です。国際社会で起きている具体的な紛争や出来事について、国際法的な観点からのアプローチを試みていきます。

取得できる資格

TOEIC®/ TOEFL®/実用英語技能検定試験(英検)/韓国語能力試験(TOPIK)/ハングル能力検定/日本語教育能力検定試験/「登録日本語教員」の基礎試験免除資格/日本語能力試験(JLPT)N1/BJTビジネス日本語能カテスト/ITパスポート/基本情報技術者試験/(公財)CG-ARTS協会 Webデザイナー検定 ベーシック・エクスパート/(公財)CG-ARTS協会 マルチメディア検定 ベーシック・エキスパート/MOS (Microsoft Office Specialist)/日商簿記検定3級

⽬標とする進路

海外に支店を持つグローバル企業、外務省専門職、公務員、通信社など