国際学部 国際学科
国際交流・国際協力(IEC)専攻
国際社会の多様な人々に共感し、
国際交流・国際協力活動に取り組む
専攻の特⻑
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"Think and Act"をモットーに、自主的・自発的な学びを重視し、仲間とともに力を合わせ、設定した目標の達成を目指します。国際社会が直面する地球規模の課題を知り、グローバルな視野を身につけ、NPO団体や援助機関が用いる分析手法を学んで現場で実践。世界の課題を「自分ごと」ととらえ、専門性を持って国際交流・国際協力活動に取り組みます。
3つのポイント
- 国際課題を多角的にとらえ、考える力を養う
- 世界の課題に"共感する力"を磨く
- 自主的・自発的に調査・研究に取り組む
4年間の流れ
グローバル社会で求められる資質を幅広く養成
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1年次
国際交流・国際協力の基礎知識と考え方を習得
SDGsや地球的規模の課題を取り上げ、グループワークを通じて理解を深めます。国際交流・国際協力における課題を"自分ごと"として考える共感力と、多角的に取り組むグローバルな視野を養成します。
例IEC基礎演習Ⅰ、サービスラーニング体験実習
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2年次
国内外のプロジェクトに参加。実践力と行動力を身につける
多文化共生、異文化理解、SDGs、ボランティアなどについて学んだ知識や考え方を活用。実際に国内外のプロジェクトに参加し、グローバル人材として必要な実践力・行動力を身につけていきます。
例多文化共生、国際ボランティア論、国際協力演習
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3年次
国際援助機関が用いる分析手法を現場で実践する
プロジェクトサイクルマネジメントやPDCAサイクルなど、NPO団体や国際援助機関が用いる分析手法などを学び、現場で実行します。海外で国際交流・国際協力活動に取り組むPBL(課題発見解決型学習)もあります。
例国際援助論、国際関係概説、国際協力上級演習
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4年次
グローバル人材に必要とされる力を伸ばす
専門ゼミナールや自主企画ゼミナールを通じて、論理的思考力・プレゼンテーション力・課題発見力・課題解決力などを高めていきます。一連の過程を経て、グローバル人材に必要な力を培います。
例専門ゼミナール、自主企画ゼミナール
授業紹介
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多文化共生
担当:黒須 里美 教授
「価値の多様化」による生きにくさを含めた日常的現実における様々な課題に対して、ディスカッションを通じて能動的に「多様な価値との共生」について考え、共生・共働に必要なコミュニケーション能力を身につけます。
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IEC基礎
担当:松島 正明 教授
「持続可能な開発目標(SDGs)」の基礎を理解し、時事問題や貧困、格差の拡大など、途上国における諸課題について理解を深め国際協力や交流に関する基礎的知識を習得するとともに、グローバル人材として必要な資質について理解します。
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国際ボランティア論
担当:梅田 徹 特任教授
貧困問題や人間開発などグローバルな課題に関する知識を深めつつ、「ボランティアとは何か」など理解を深めることにより、将来国内外でのボランティア活動に関わるために必要な知識、心構えなどを習得します。
学⽣インタビュー
この専攻を選んだ理由は?
国内外のニュースや出来事の背景を知ることにとても興味があったので「ここだ!」とすぐに思い、国際交流・国際協力(IEC)専攻を選びました。この専攻では学生同士で行うディスカッションが非常に多く、さらに先生と学生の距離も近いため、とても実践的な学びができる点にも惹かれました。常に「どうしてその結果になったか?」「自分には何ができるのか?」を問い続けることから、自分から積極的に行動を起こせる人になれる場所だと思います。
特に力を入れて学んでいることは?
この専攻で学んでいる講義のすべてが興味深いものばかりですが、特に「国際協力」に重きを置いて学んでいます。私たちが普段行っている寄付や投資は、本当に他国の協力が必要な国にとっての援助になっているのか、世界的な環境問題や生態系問題には、先進国と途上国はどのように取り組めばよいのか、そして実際日本は他国と比べて、どのような開発・協力を行っているのか...。そこで出た自分と相手の意見を交換し合い、解決策を作り上げて、本質を深堀していく過程がとても興味深いです。

取得できる資格
TOEIC®/ TOEFL®/実用英語技能検定試験(英検)/ HSK(漢語水平考試)/中国語検定試験(中検)/中国語コミュニケーション能力検定(TECC)/日本語教育能力検定試験/日本語教員養成課程修了証明書※/日本語能力試験(JLPT)N1 /BJTビジネス日本語能カテスト/日商簿記検定3級・2級/統計検定試験3級・2級/ITパスポート/基本情報技術者試験/ ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)
※文部科学省の定める基準に基づいた所定の科目の単位を修得することにより、麗澤大学から証明書が発行されます。
⽬標とする進路
国際公務員(国連職員)、外務省専門職、国際協力機構(JICA)、国際ボランティア、NPO/NGOなど
国際交流・国際協⼒(I E C)専攻インタビュー
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